T | 食道楽・旅道楽・東京道楽

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ある日、友人へのプレゼントのため

「T」というブランド店に行きました。

オードリー・ヘップバーン主演の

映画「Tで朝食を」がありましたね。

あの「T」です。

 

先月、Tのマグカップを買い好評だったので、

今回も購入したいと思いました。

銀座の中央通りにあるT本店に行き、

1Fで購入したいと告げると

店員「その商品は個別売りはしていません。

ある程度多い個数であれば対応します」

私「販売をやめたのはいつからですか?

今月からですか?」

店員「いや、数年前からです」

そんなはずはない。

だって、先月買ったのだから。

 

私の頭の中は??

しかたなく先月買った丸の内店に

徒歩で向かい、買いたいと告げると

「ありますよ!」の返事。

どうなっているの?

不愉快だなぁ・・・

 

買った商品は↓
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購入後に銀座の本店で断られたことを告げると

店員「そのスタッフが勘違いしたものと思われます。

本店に連絡してお客様からの貴重なご意見として

報告しておきます」との返事。

丁寧な対応だったので、快く帰宅。

 

それから数時間後、「T」からTELがきました。

電話を受けた瞬間、

本店からのお詫びの電話かな と思いました。

話を聞くとそれは私の勘違いで、

代金を間違えたとのこと。

どうやらカップ1脚分の値段しか

請求していないかったらしい。

ペアの品なので、もう1脚分の料金を

払ってほしいとのこと。

 

もちろん、商品を買ったので、

問題は無いと言いました。

だが、ここからが問題でした。

その電話してきた男性スタッフは、

カード番号と住所を教えてほしいと

言ってきました。

理由は、私がもう1度来店して

もらうのが悪いので、

カード番号を教えてくれれば、

店で差額分のカードを切り、

サインをしてもらう書類を

私の自宅に郵送するという主旨でした。

 

ここで、私は憤慨。

まず、知らない電話番号から突然かかってきて、

住所とカード番号を教えるわけがない。

この電話の男性が「T」のスタッフである

保証は何もない。

そして、現在外出先なので、

カードの明細書と商品の値段を

確認していない時点で、

「T」に勝手に私のカードを

きらせるわけにはいかない。

「T」は、非常識すぎます。

 

頭にきた私は、

本店で購入を断れたことも含めて、

天下の「T」に文句を

かなり言ってしまった。

すると1時間後に

「T」の責任者の人から

謝罪の電話がかかってきました。

今回の電話の非常識な対応と

本店で購入を断ってしまったことへの

お詫びでした。

それは、丁寧な対応でした。

やっぱり高級ブランドの責任者は、

ちゃんとしていますね。

見習いたいです。

 

快くした私は、

帰宅後にカード明細書を確認してから、

再び丸の内の「T」へ。

私が訪問した時には、全てのスタッフに

私の名前が伝えられていたらしく、

「〇〇様ご来店です」数名のスタッフが

言っていました。

 

別室に入り、

スタッフから改めての謝罪があり、

私が追加料金を払った後に、

スタッフの方からお詫びのプレゼントがありました。

「T」のレターセットでした。
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手紙を数年書いていない私は、

このレターセットをどのようにしたらよいのか?

必死になって考えました。


これといって名案はなく、

意味もなく友人に

手紙を書いてみてもよいが、

「T」のレターセットで送ったら

キザな奴と思われやしないか?と

不安になってしまった。

 

その晩のPARTYで、

このレターセットをほしい方がいたので

そのままあげてしまいました。

もらってくれてありがとうございます。

 

今回、学んだこととしては、

ミスはあったとしても

しっかりとした謝罪があれば、

人間はある程度許せてしまうこと。

これからの私の人生で、

失敗も数多くあるだろう。

その時は、今回の「T」のスタッフのような、

心のこもった謝罪をしたいと思います。

本日は、良いお手本を見せていただきました。