寿限無 | 食道楽・旅道楽・東京道楽

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「寿限無」という言葉を知ったのは、

一昨年でした。

 

きっかけは、NHKの落語講座を何気なく見ていたら、

「寿限無」という落語をやっていたことです。

 

びっくりしましたねぇ。

なんじゃ、この話!!

単純な話ですけど、滑稽なんです。

 

何度も出てくる寿限無の名前を下記に

 

「寿限無、寿限無
五劫の擦り切れ
海砂利水魚の
水行末 雲来末 風来末
食う寝る処に住む処
やぶら小路の藪柑子(ぶらこうじ)
パイポパイポ パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の長助」

 

この名前が面白いので覚えようとしたら、

これがなかなか覚えられない・・・

 

この名前、

めでたいことがらをめいいっぱい重ねられた

名前らしいです。

 

ところが、妻にこの話をすると

すらすら言えるではありませんか!!

聞くと、子供の時に覚えたとのこと。

 

じゃ、俺も覚えると言ったものの

覚えずに1年が経ってしまいましたが、

昨年末に沖縄に行ったときの飛行機の中で、

やっとのことで覚えました。

 

すると

沖縄のビーチでも寿限無、

泡盛飲んでも寿限無、

海蛇を食べながら寿限無。

 

東京に帰ってきて繁華街にいると

「寿限無」なる居酒屋を発見。

なんと素敵な!!

 

友人から聞いた話では、寿限無という

名前の人もいるそうな

すばらしい!!両親も勇気あるなぁ。

 

人気お笑い芸人の「くりぃむしちゅー」の以前の名前も

寿限無の中にある「海砂利水魚」でしたね。

 

海砂利とは海の砂利(じゃり)、水魚とは水に住む魚。

どちらも数え切れない、捕り尽くせないほど多いという

ことから「無限」を表す意味らしいです

 

もしかしたら今後「シューリンガン」や「グーリンダイ」なる

芸人が出てくるのか??