今年の3月の曜日配列からいくと、2月の給与計算は凄くタイトなスケジュールになると分かっていました。
分かっていたのに、よく考えもせずに、その日曜に5000人の第九をエントリーしてしまっていました。
土曜には前日練習もあるだろうしなあと思っていたところに、本家の従兄弟から法事の連絡が。
その演奏会の日に、昨年亡くなった叔母の一周忌があると。
ちょっと悩みました。
国技館で歌ったことなどありませんしね。
でも、そうか。
これは、演奏会など諦めて、優しかったおばさんのところに手を合わせに行けということだろうなあと。
自分の歌う権利は、尊敬するSさんに譲り、私は菩提寺に行くことにしました。
いろいろありましたが、金曜の夜までに給与計算を上げて、土曜は朝から渋谷の教会でモーツァルトのレクイエムの練習に。
ここは天井が高く声の響きがいい。
なんだか少し上手くなったような気がします。
そこから、毎年恒例にしている川崎大師詣へ。
護摩札を申し込んでから境内の屋台で一杯。
朝から教会でレクイエムを歌ってから、お寺で護摩焚き。
しかも、境内でコップ酒。
我ながら滅茶苦茶だなあとほくそ笑んでしまいます。
翌朝、菩提寺で叔母の法事に出てから、そのまま、法事と言えばどうしてもセットになってしまう木曽路で後席を。
昼酒は効きます。
一回自宅に帰って礼服から普段着に着替えて、ほろ酔い気分で両国へ。
この日、国技館で第九を歌ったメンバーとの打ち上げに参加するためです。
すみだの第九。
相撲甚句があったりで、中々、いい演奏会だったとのこと。
やっぱり出てみたかったなあと言うと、
来年出ればいいじゃないと。
でもね、今年一周忌だったってことは、来年の同時期に三回忌があるってことなんですよね。
また重なったりするんじゃないの。
とかなんとか言いながらの反省会が楽しい。
まあ、国技館で第九を歌うと言うことは出来なかったけれど、これはこれでいい週末だったいうことにしておきましょう。
それにしても、教会でレクイエムからの川崎大師で護摩焚き。
菩提寺で法事に参列してからの後席、そして両国での反省会参加。
ポリシーはない。
されど体力はある。
ということを確認出来た土日でありました。