国立競技場に57000人もの人を集めた、華々しいイベントを見た翌日は朝から雨でした。
傘をさして向かったのは初台にある音楽スタジオ。
この日は、合唱の練習がありました。
来年の演奏会に向けて、モーツアルトのレクイエムそしてサンクタマリアという新しい曲にも取り組み始めました。
何度も書いていますが、私は音楽ド素人で音符も読めません。
何度も何度も録音を聴いたりしながらカラダで覚えていくしかないのです。
でもクリスチャンでもなんでもない私でも、みんなで声を合わせて歌っているとなんだか幸せな気持ちになっていくんですよね。
合唱、いいもんですよ。
ご興味のある方は、どうぞ私にお問い合わせくださいませ。(笑)
練習後、数人でランチと少々のアルコールを摂取して向かったのは秩父宮ラグビー場。
リーグワン準決勝、パナソニック・ワイルドナイツ対キヤノン・イーグルスの一戦を観るためでした。
王者パナに、キヤノンがどれだけの試合をするのかということなんでしょうが、曲者の沢木監督なら、ここ一番の勝負ということで面白い手を打ってくるのではないかと期待しながら試合を観始めました。
前半は面白かったんです。
現に挑戦者であるキヤノンがリードして折り返しましたしね。
あまり見たことのないDGの打ち合いというのもありましたし。
後半になりゲームは一方的なものになってしまいました。
やはり痛かったのは、見事に長いDGもきめた田村優のシンビンによる一時退場、そしてクリエルのレッド・・・
まあ現代のラグビーは危険なので、頭に対する当たりというものはするべきではないと思いますが、
これでカード出すの?
という時と、
これは許しちゃうんだ。
というものの線引きが実に難しい。
翌日の、もうひとつの準決勝は録画しておいてあとから観たのですが、どっちに転ぶかどうかは別にして、あれだけビデオ見ないと判断できないの?
って言いたくなるような長時間のTMOというものについて、考えるきっかけにすべきゲームだったように思います。
確かに反則があったんだから、取り消されるんでしょうが、サントリーの尾崎泰雅が獲った2本の幻のトライは、どちらもチームとして素晴らしい連携の結果のものだったので、これが記録として残らないんだあ・・・という思いは、直接関係ない私だって残念に思ったのですから、関係者たちの忸怩たる思いは如何ばかりのものであったのかと想像するにつけ、ライブで一緒に走っているレフェリーたちの眼だけで白黒をつけた方がいいのではないのかなあと思ったりもします。
話は、ビデオで観た翌日の試合の方に行ってしまいましたが、まあこのクボタがサントリーに勝った試合は、あまりにも微妙な判断で勝負がついたので仕方ないところだとご勘弁ください。
きっとギリギリの好ゲームになるだろうとチケットを買って行ったパナ対キヤノンは、まあ大方の予想通りの結果になってしまったということです。
この日の反省会はなし。
なしだったけれど、地元に戻ってから独りで行った立ち飲み屋の兄ちゃんの繰り出してくる安価な肴たちが秀逸であったことだけは申し添えます。