いつのまにかソファで寝て起きると、そこには既に晩飯の支度がされています。
「食べるの?」
「いただきますよ」
と、寝ぼけまなこで食事していると、娘からLINEが、
「秋元屋でなにが美味しいんだっけ?」
どうやら夫婦で、野方の名店『秋元屋』に行っているようです。
「何が美味しいって、なんでも美味しいからなあ、何がと言われてもなあ…???」
そんな不毛な受け答えのあとに、
「来る?」
というお誘いがあったことに気づかずに晩飯を完食。
もうお腹いっぱいです。
「まだやってるの?」
と、聞いても、娘夫婦も秋元屋で目一杯飲み食いしたようで、もう一軒という気分でもないようです。
「どうやら娘さんはカラオケに行きたいようです」
既に酔っている娘の代わりに、旦那さんからのLINEです。
まあ、仲良くやっているということで、悪くはないんだろうと思いつつ快諾し、一駅さきのカラオケ屋さんまでウォーキングして娘たちと落ち合いました。
私は、昨年の一万人の第九にゲストで来てくれた山崎まさよしさんの歌から始まり、竹内まりややあいみょんなどを歌います。
あっ、そうだ!と、
もし2人の披露宴の二次会で、
「お父さん、歌ってください!」
と振られたら、これを歌おうと思ってた。
と、言って、
サザンの『心を込めて花束を』を歌いました。
その後、今度結婚するという娘の親友Cちゃんとテレビ電話を繋いで、彼女に歌のプレゼントを。
選んだのは、福山雅治の『家族になろうよ』
その間、2人もいろいろ歌っていましたが、そちらにはあまり興味なし!
カラオケなんて、上手くても音痴でも、自分が楽しければいいのです。
うん、でも久しぶりのカラオケ楽しかったな。
また誘ってね。