結構前のことになってしまった関西ツアー2日目は、桜ノ宮のビジネスホテルで二日酔いのアタマをシャワーでスッキリさせることから始まりました。
東横インの朝ごはんは、たくさんの種類のおにぎりと味噌汁が食べられるバイキング。
これ、とっても美味しかったし、おかげさまで酒も抜けてくれました。
この日は、16時から一万人の第九の前日練習。
その前に、0次会をやろうということになっていました。
おじさん3人で待ち合わせていたのは、昨夜も痛飲した京橋。
狙っていた『とよ』は、夥しい待ち行列が出来ていたので、あっさり諦めて、次の候補の店に行ったものの、ここも満席。
そんな状況でも次の手を持っているのは、道楽者の道楽者たる所以です。
行ったのは『丸一屋』
ここ、なんと言うか、どうってことのないような店に見えるんです。
でもその実力が凄いんです。
安いのに手を抜いていないというか…
つまり隠れた名店です。
そこで、下地を作ってから、徒歩で大阪城ホールへ。
噴水前で、築地Aクラスのみんなと写真などを撮ってからいよいよ前日練習です。
8月から各クラス数百人でやっていた練習を終え、東京クラスを中心とした千人程度での佐渡裕さんの指導を受け、いよいよ一万人で声を合わせるのです。
初参加のひとは、ここで度肝を抜かれます。
今年は、佐渡マエストロにしても、大阪の名物指導者である清原先生にしても、今ひとつ納得していない感じです。
勢いこんで、歌が走るということは過去にも経験しましたが、遅い!遅い!と言うのです。
ひとつには、コロナの頃から始まったオンラインクラスの影響ではないかと言う人がいますが、その辺りは、渦中にいるものとしてはよく分かりません。
また、明日のゲネプロでもう少しやりましょう!という、ちょっと不安の残る前日練習の幕切れでありました。
さて、それから、また京橋へ戻って築地AクラスとBクラスの有志での前夜祭です。
会場である『ヘブンズキッチンブースト』という店は、実は私がネットだけの情報で予約してあったのです。
行ってみるまでとても不安でした。
でも47名の参加者がいい感じに集まれて、しかも根がライブハウスですから、ステージもあるし、いい感じでやれたのかなあという感じでした。
ホッとしました。
47人全員に喋ってもらうのは難しいと判断し、各テーブル毎に初参加の人だけステージに上がってもらい、個々の決意表明みたいなものをしてもらいました。
これも悪くなかった気がしています。
つまり、私は、この会の司会をしたということです。
みんな喜んでではなく、第九だけに歓んでくれたと書くべきですかね。
なにしろ楽しそうにしてくれたことは、幹事冥利に尽きると言うことなのでしょう。
最後に、この会に付き合ってくださったS先生の指揮で、ラウフェットとMの部分を大合唱してお開きとなりました。
さて、いよいよ明日は本番です。
マエストロの最後の魔法は本番に効いてくれるのでしょうか?
旅は続く…




