ピアノを始めて8年半の娘
中学1年生。
すっかり秋らしく🐿🌰なってきたこの頃、年末に控えたヤマハグレード3級に向けて鋭意準備中。
もちろん、ピアノの練習が中心にあって、その周りの彩りの様なものであり、受かるための何かをしていた訳ではない。
ではなかったのだが、グレード3級は自作曲を用意する必要があり、これがなかなかの力作で。
作曲先生が主宰するピアノ教室(と言うか、ソルフェージュ教室なのか?なんでもありだ…💦)の発表会で、娘は革命と水の戯れを弾いたのだが、ラヴェルが随分と気に入った様だった![]()
そして、グレードの曲は、ラヴェルの曲を模して?真似する訳ではもちろんないけど、オマージュと言うか、響きなどは大いに参考にしながら曲作りを行っていた。
作曲先生のところには、月に1、2回通っていたが、それ以外にも、LINEで楽譜を送ったりしながらアドバイスを貰っていた様だ。
娘は本当に指導者に恵まれている。親ができるお礼はもちろん親がすれば良いのだが、娘には、自分で恩返しする未来を思い描き続けろよ🔥とキツく厳命している。
ところで、先生の楽譜の書き込みを見ると、なかなか興味深く勉強になる。
Good👍転調♡とか、ちょっとした事柄に対してお褒めいただく事が1、2くらいで、残りの8、9は厳しい指摘だ😂赤だらけ![]()
でも、答えがある訳でも、出してくれるわけでもない。
ここは、ドイツっぽい響きだけどOKなの?また属七?とか、和音にしては?とか、禁則の指摘とか色々だが、共通している事は、ああしろこうしろ、と言う指示ではないということ。
7度、9度の音を使いながら、フランスものっぽいオシャレな響きを追求している様だった。
それらの響きは、正直、自分には受け入れにくい響きだったりする訳だが、音楽をやっている人には好まれる響きなのだろうなあ。
よく分からないけど、こうして、逆に大衆ウケしにくい音楽になって行くのだろうか…境界線が難しいところだ。
自分としては、分かりやすく、属7の和音でガツンと来いよ!とか思っちゃう訳だが、ツェルニー聴きすぎておかしくなったかな…💦
でも、あれだけツェルニーやった娘はそうなってないんだから、好みの問題かな。
巷では、ツェルニーの音楽性を否定する声を聞くが(本当か😅)、決してそんな事はなく、娘は順調に演奏のテクニックを身につけたし、音楽の好み的にもショパンの転調
ラヴェルの響き
とか言ってるので、ツェルニーをやったから音楽性が育たなかった、という様な問題はないように思う。
何より、重要なベートーベンのソナタを弾くのに苦しまない気がするし、特に子どもにとって極めて重要なエチュードと思う。
いったいなんの話しだ…
まとめ。
グレードに向けて近現代風の曲を作曲している。
曲は5分程度。作曲期間は2ヶ月弱くらい。
自作曲含め、5曲演奏しなければならないので、バロック、古典、ロマン、ロマン、自作曲(近現代風)で行こうかなと思う。
作曲、ピアノ演奏以外の、即興や初見のことについてはまた次の記事で。
