ピアノを始めて8年の娘ニコ中学1年生。


のっけから気を悪くされた方、すみません。

今回は吠えます。苦手な方はどうぞスルーして下さい。


そして、いつか誰かに迷惑がかかるようならこの記事は削除するかもしれない。


さて、事前審査を通ったオーディション


演奏審査当日の事。

どこでブチ切れるのか……


ホールの少し大きめな練習ルームで行われるオーディション。もしも選ばれたら実際にアンサンブルを指導してくれる講師や、指揮者などが審査を務めるようだ。

どれくらいの人数が選ばれるのかはよく分からない。


コンクールとはまた違う緊張感があってまた良い経験だ。

しかし、当の本人は試験も音教でやってきたし全然平気チューと相変わらずの強心臓ぶり。

そういう自分も行きの電車の中でゲームに夢中。一人でやるゲームではないので、仲間に迷惑はかけられない……。

着いてきた妻は、もっとリラックスしてて、弾く曲すら知らないだろう😅

妻は、駅に着いて早々スタバに退避して、ここからは娘と2人会場へ🔥


さて、会場入り。

何室かある練習室で事前に15分ほど練習ができる。

音出しが必要な他の楽器への配慮なのかもしれない。コンクールでこんなに練習出来ることはほぼないから助かる。


練習室の前には楽器と番号などが振られた紙が貼ってあり、どうやら、各楽器4、5人ずつ位はオーディションに出るようだ。


娘は1番。隣の練習室の子は2番で、見た感じ高校生なので、もしかすると年齢順かもしれない。

漏れ聞こえてくる音を聴いていると、充分やれそうな気もしてくる。


他の部屋からも漏れ聞こえてくる様々な楽器の本気の音。


なんかいいなあ☺️青春だなあ。

頑張れよ、若者🌱


なんて思いながら、廊下の先にある自販機へ。

コーヒーを買ってひと息☕️


そして、事務局の係員たちの、とんでもない会話を耳にしてしまう。


「もう、〇〇さんは到着した?今回は、〇〇さん△△さんで決まりだからね……□□門下だから」


一瞬で手足が痺れた。こんな感覚になるんだ、身体の反応にも驚いた。

色々な事を頭の中で思い巡らせる。

何かの聞き間違いと思うほどウブじゃない。

状況を瞬時に悟った。自分なりに。

まずは、気づかれないようにそのまま会話を盗み聞く🤨

このまま突撃してめちゃくちゃにしてやろうかと思ったが、もちろんそんなことはしない😅


ここまで頑張ってきた、娘と他の子、もっと言うと、〇〇さん、△△さんにだって関係ないかもしれない。

それを、この場で騒ぎ立てて茶番だ!としたところで、誰も得はしない。


物音を立てずにその場を離れる。もうそろそろ娘の練習時間が終わるから、ひとまず練習室の前にもどろう。


コーヒーの味なんて全くしない。

一息に飲み干し、怒りを押し隠して冷静を装う。


とりあえす、オーディションはそのまま受ける事にする。こんなに頑張ってる中学生がいるのに、汚ねー大人がいるから帰るぞ!とか言えない。周りの親や受ける子たちも突然1番がいなくなれば動揺するだろうし。


あとの事は、オーディションが終わってから考えよう。

娘の前でも冷静に、気になった演奏箇所だけ伝えて、ぶちかましてこい🔥といつものように送り出した。


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オーディションが始まると、1番から順番にいちばん大きな練習室に呼ばれるスタイルの様だ。


で、そのドアが一部だけガラスのように内部が見えるようになっている。


係員が、気を利かしてここからならご覧いただけますよ、と声をかけてくれた。

こちらの係員は良い人だった。

かくなる上は、審査なんてもう期待できないから、自分で聴いて判断するまでだ。憤怒の気持ちを押し隠しながら、ドアへにじり寄る😤


あれが審査員か、ちっ、偉そうにふんぞり返りやがって🔥

もう、見るもの全てが敵に見える😂


そんな中、娘の演奏開始!


なんと言うか、堂々としてるなあ……

この日は悪魔のような大人たちに囲まれながら、普段通りの演奏を淡々としているように見えた。

ベートーヴェン(曲は、規定により事前審査と同じだ。)も迫力たっぷりで少なくとも中1の女の子の演奏には聴こえなかった。(怒りでバカになっていたかもしれない。)


娘が部屋の外に出てくると、一言褒めて、さっさとホールを出る準備をする。発表も後日だし、予定があるので、と言って係員に声をかけて逃げるようにその場を後にした。不思議な感じで着いてくる娘ニコ


さて、この後、どうしてくれよう。娘へ何を言うべきか。事務局側に何か言うべきか否か。


こんな帰り道になるとは…🌇


一つだけ良かったことは、コンクールでも試験でも、娘は力を発揮する力がありそうだ。ま、今回はダメだろうけど。ったく。