ピアノを始めて5年の娘ニコ小学4年生。


本選に進める事になったコンクール。

同じ門下からもう1人進める子がおり、先生の取り計らいで、その子と一緒に大先生のレッスンを受けられる事になった。(レッスン自体はもちろんバラバラだが、枠として。)


それともう1つ別の先生に見て貰うことにした。

これは習っている先生とは全く関係の無い、ギター繋がりのピアノの先生。

ギターは妻が習っており、娘もついて行って気が向いたら少し習ったりして、緩く楽しんでいる。

ギターの先生は書籍なども出しているベテランで人徳もあり、生徒や知り合いにはピアノの先生などもいるようだ。


ギターの食事会(娘も参加して音楽仲間として、皆さまに可愛がって貰っている。マスコット的な?お願い)などでも顔見知りのピアノの先生はかなり音楽に精通している、とギターの先生の勧めもあり、1度娘のピアノを聴いて貰うことにした。


自分はギターやその集まりに参加している訳では無いので、妻が話しの流れで持ってきてくれた。


2つのレッスンの話しとも、本気は周りを巻き込むんだなあと思った。


ただ、問題は2つ目の話しで、音楽や芸事には師弟関係や門下制のようなしきたりがあって、はっきり言って自分はくだらない、と思う派(※)だが、もちろん昔から続いている事なので、良い事も意義もたくさんあるとは思う。


※自分は体育会出身で、そこでは外部との交流も盛んだった。


もちろん、郷に入っては……の考え方も大事なので、習っている先生に了解を取る。

気持ちよくはないだろうが、普段の指導を疑っている訳ではなく、外部の意見を対面で直接聞きたいのと、なんと言っても指のタッチ、こもって聴こえる音の事を聞いてみたいのだ、という事を伝えて了承してもらった。


いつもありがとうございます。わがままばかりですみません。

自分が思うに、所詮小学生の習い事なので、これらの事も相談出来る先生をという事で今の教室に移って来たので良かったと思う。


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という事でまずは1人目の大先生レッスン。


上であんな事を書いたが、紹介者の顔を潰すような事は断じてあってはならないので、失礼のないように親子でレッスンに臨む😅


先生も付き添いで一緒にレッスンを聴講するとの事。


久しぶりの大先生。

娘もタメ口で楽しそう。(言葉は直ぐに直らないから、特に何も言ってない🤣ただし、言われたことは、はいと言って全部受け入れるように、と伝えている。)


予選の様子などを話して、本選曲の順番を聞かれて、決まっていない、と伝える。

順当に時代順かなー、となんとなく思っていたのだが、

この曲の場合は、近現代を前菜的に前でも良いね、逆にデザートっていうのもあり☝🏻

との事で、その場で、近現代、古典の順にする事にした。あまり時間かけるのは勿体ないし、柔軟な姿勢を見せる方が大事だろうと思い。

娘もこだわり無さそうだしもぐもぐ


大先生用の楽譜を用意していなかったのだが、本棚の中からスっと楽譜を取り出されて、実際に弾いてくれたりもしながらレッスンをしていただいた。


印象に残っているのは、叩いた様な音を出す度に注意されたことと、古典の方の音の長さや強さは、左手も大き目、長めで良い。(もちろん、この曲は、娘の弾き方に対しては、と言う意味で。)後は、テンポは上げられるなら上げましょうという事で、予選の時よりも速い感じの仕上がりになった。


今後も、たまにレッスンして頂いて、名前を覚えてもらえたらなと思う。


レッスンとは関係ないところでは、

お礼の入っていたと思われる名前の書かれた封筒や、各種コンサートチラシなどがテーブル等に置かれていて、音教時代の友達や、他にも知った名前の人が多く、錚々たるメンバーだった。さすが大先生。


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2人目。

こちらは、大先生とは違い、ギターの知り合いという事もあり、それほどの緊張感もなく自宅に向かう。🚗


そんな事もあってか?近現代の楽譜を忘れている事に道中で気づく。


昼ごはんを食べる時間があったので、ノートに楽譜書くショボーンと言うので、やらせてみたところ、そもそも五線譜じゃないし、とても人間の読める代物にならなそう🤣だったので却下。


書けなかったのでダメと言うべきなのか、書けると言うので褒めるべきなのか……


先生宅に到着して、最初に🍵を飲んでリラックスタイム。

タッチに関する悩みがある事を話して、その中で御木本メソッドの話題が出た‼️

これはラッキー、なんて思ったのだが、

講師を紹介する事はできるが、1回限りのお試しなどはちょっと……

という事を言われてしまった。この慣習何とかならないものだろうか……一気に冷めてしまった。

アドバイスレッスンみたいなものはあちこちでやられているのに。

これ以降、このメソッドへの興味はパタッと途絶えた😅


また、話していると、この先生は、今、まさに受けているコンクールの審査員も務める音大教授の愛弟子?との事で、最近も一緒に旅行に行ったんだとか。♨️

あまり深入りしない方が良さそうだな、となんとなく思った。目立って変な噂とかたっても困るし😅


レッスンを開始してもらうと、近現代の曲集は持っていないという。ピアノの先生なら持っているとこれまでの経験から勝手に思っていたが、そういう訳ではなさそうだった。明らかに本棚の楽譜の量が違う😅


ソナチネを見てもらって印象に残ったこと。

和音を構成しない音は少し抑えて弾くとスッキリする。(そんな事ができるのか?音階がガタガタして不自然なんじゃないか?)

転びやすい箇所のリズム練習のパターンなど。


ちょっと合わなかったかな、という印象のレッスンだったが、きっとこちらが思っているという事は、先生もそう思っていることだろう😅

まあ、相性もあるだろうけど、あまりあちこちに手を広げない方が良いかな、と思った。


さあ、色々な経験を活かして、本選に突撃💨