動物性油脂と植物性油脂 mastné tuky a rostlinné tuky | チェコ料理のブログ

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動物性油脂と植物性油脂 mastné tuky a rostlinné tuky
 
チェコのお料理の本を読んでいると、お料理によって、動物性油脂と植物性油脂を使い分けています。動物性油脂としてはラード(Sádlo)、バター(Máslo) 植物性の油脂には菜種油(Řepkový olej)、ひまわり油(Slunečnicový olej)など。最近はオリーブオイル(Olivový olej)も定番になっているようです。

 

動物性油脂代表の「ラード」。パンに直接塗ったりしても食べるのですが、あるとき、クリスマスに焼くクッキーについて話していたところ、昔はバターの代わりにラードを使ってクッキーを作っていたというのです。バターを使うよりもサクサクして日持ちするおいしいクッキーができるそうなのです。

 

その話を聞いて「ラードを使ったお菓子ってどんなものなのか食べてみたい」とずっと思っていました。あるとき、上海でラードを使ったクッキーに出会ったのです。ホテルの朝食に出てくるクッキーがとってもおいしかったので、街に出た時に、ベーカリーに寄ったら、偶然同じクッキーの包みを発見。よろこんで買って、パッケージを読んでみると材料に「ラード(たしか豚脂とあった?)」と書いてあるではないですか!確かにサクサクしてホントにおいしかったです。もちろんお土産にもたくさん買いました。

 

横浜中華街でもお菓子屋さんでラードを使ったクッキーを焼いているところを見つけてみたいと思っているところです。

 

でも、いまはみんな健康志向だし、あまり売ってないだろうなぁ。たまに少し食べるならいいと思うのですけどね。

写真は、上海で見たシュベイク・スタイルのおじさん
シュベイクは、ヤロスラフ・ハシェクのユーモア小説の主人公で、チェコを代表するキャラクターです。