個人事業者は、事業資金と生活費が混在してます。
だから、本当に難しい。法人なら、基本、会計は別なんで比較的、楽なんですけど。
確定申告や決算書をそのまま信じては、事業再生は難しい。えっ?なんで?決まってるじゃないですか。
多くの個人事業主が、決算書が本当の意味で不正確。いや、不誠実!?
また、事業に関係ないお金の動きは、決算書に載せなくていいし、表れないからです。事業主に悪気はないので、場合もあるので・・・。
信頼関係を構築して、本当に丁寧なヒアリングが必要。しかも、費用をそんなに払えない。そりゃ、税理士等は嫌がりますよね。手間かかるし、お金にならないから。
結局、資金繰りは、表に出てこない、家庭消費分や決算書にないローンも考えて、計画してあげないといけない。
金融機関がつくるようなきれいな事業計画書では絶対に良くならない。
むしろ、よかれと思って金融機関が貸し出したら、あれよあれよと、借入金が膨らみます。
ある人は、借入金が入金されたとたん、借入金をほぼ引き出しました。で、現金出納帳もたぶん不記載。決算処理の時、あとから調整。税理士等が記帳していればそうします。
だから、他人には簡単には原因がわからない。年1回の貸借対照表にのらないから。
これ法律違反ですか?青色申告の要件に少しかかりますが、グレーゾーン。
金融機関は怒りますが(正確にはこちらで資金使途違反になる場合もあり)。
事業がうまくいってない、借入金が大きい、他人にみせたくない、見られたくない。
相談あいて、年下だし。
みんな一緒です。
だけど、そこは支援者にはみせてください。教えてください。
全部みせてもらわないと、現状把握ができないから。そこからはじめましょう。
そういう事業者と向き合ってこそ、中小企業専門と唄うコンサルの腕のみせどころです(そう、私です)。
今日はかっこいいことを、偉そうに書いてみました。たまには許してね。