前職は、商工会地区の経営指導員という仕事についてました。
経営指導員って、なにさ?
商売に関わりのない人は無縁です。転職するまで、私もそうでした。
一応、法律で定められた位置づけで、原則、市町村に、商工会か商工会議所があります。
その中で、経営指導員という位置づけで、全国にたくさんいます。都道府県によって、人数が異なります。
私のいた鹿児島県では、原則、400社未満(地域の商工業者数)に経営指導員は1名でした。
経営に困った人がまず相談にきます。中小企業が多いです。
大きな都市だったら、専門家がいますよね。弁護士、税理士、社労士、中小企業診断士、ITの専門家・・・。でも、商工会地区には、専門家がいない地区もかなり多いんです。だから、まず相談を受けて、話を聞いて、解決にむけて、交通整理をしてあげます。本当に、専門家が必要かどうかです。話を聞くと課題の本質がみえてきますよね。
①でも話ましたが、法律により、士業しかできないことがあります。
例えば、離島であれば、社労士がいない地区とかももちろんあります。小規模事業者でも労務トラブルは多いんです。そういった場合、事業者に(登録されている)専門家(この場合は社労士か、労務に詳しい弁護士)派遣をして、相談したり、最終的に納得してもらったり、してました。
結論は一緒なんですけど、社労士(有資格者)から説明をうけたら同じ説明でも、納得できますよね。
本題にもどりますが、ようするに、経営課題を解決に導く仕事が、経営コンサルタント、じゃね?
と勝手に思ってますし、私は今もそのように活動してます。
いまでこそ、公的機関として、「よろず支援」が都道府県にありますが、大きい市町村にありますので、正直、小さい市町村までは手が回りませんので、手軽に相談できません。だって、相談場所が遠いんだもん…。
だからこそ、商工会地区の経営指導員の皆様に向けられる、期待値高いですよね!!
コロナ禍を私も経験しましたが、本当にやりがいがありました。忙しいと思いますが、応援してます!!私は退職しましたが、外部だからこそ、できることを考え、職員の皆さんを応援してます。
だから、経営コンサルタント、名乗っても怒らないでね。。