釣った魚の持ち帰りかた | トレーラブルヨットの世界

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トレーラブルヨット Seascape18 (ベネトウ・ファースト18)の話題。ブログを通じて知り合いが増えると嬉しいです。お気軽にコメントをお願い致します。

①神経絞め 
形状記憶合金の針金で、鼻腔から脳 脊椎内へ通して神経を破壊する。
魚が暴れるのを防いで、死後硬直を遅らせるので旨味を残すと言われてます。
神経締めしない根魚は硬くて薄造りにしても、うちのチビはごっくんしてくれません。
 
真鯛の神経絞め
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根魚の神経絞め
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スズキやマゴチも鼻から神経絞めできるので、骨が硬い魚は大抵できるようです。
青物は鼻腔が見つからなかったのでギャフ代わりの長めの手カギで頭に穴を空けて針金を通します。
 
神経絞めの有無で味の違いはよく分かりませんが、釣っている最中に突然クラーボックスで魚が暴れるのが気持ち悪くてやってます。
 
②舟上でエラとワタを取る
エラの周りの薄膜と下の付け根、エラの上と、背骨から内臓に繋がっている神経や血管をぐるっと切ります。
お腹に切れ目を入れて、エラを引っ張るとエラとワタが繋がって全部一緒に出てきます。
家でワタを出すとゴミの日まで臭いますから。
ちなみにワタを綺麗にとると腹側から背骨が見えます。腹鰭、胸鰭の周りを切って背をそらすように持ち上げ背骨の関節を探し薄い刃先を入れると背骨が切れます。近所の魚屋さんが鉈のような出刃包丁でガンガン背骨を叩き切っていましたが、関節に刃を入れれば鯛や根魚でも5㎝ぐらいのナイフで簡単に頭を落とせます。
子供に魚を見せたいので船上でここまではやりません。
 
③冷やして持って帰る
冷やしすぎでも魚は硬くなるので、一般的な保冷材ではなく、ペットボトルに水を凍らせて使ってます。
これだと、魚の表面からドロッとしたドリップが出てきます。どうも夏場はこのドリップも臭いの原因になるような気がするので、今回はチビが使い残した高分子吸収剤(オム○)をクーラーボックスの中に敷きましたが中々いい感じ。
 
神経絞めして上手に持って帰ると、家に帰っても硬くならず、魚を持ったときにフニャとなってます。
釣りたてのコリコリも釣り人の特権ですが、その日の晩は味がないように感じます。何日か寝かせた方がさらに美味しくなります。
 
 
 
昨日の釣果

5月5日 崎戸
激流岬は漁船がボンボン跳ねる程の瀬波で近づけず。
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釣果はアオハタ、アカハタ、フエダイ
アラカブ数匹
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初めてのジグでの真鯛は船べりでバラシました。