5/14(月)
「この中に不審者、窃盗犯、盗っ人、怪盗ロールがいたら、私のところに来なさい!!」
「カッとなって造った。反省は下のものにやらせる。」
「市民のみなさ~ん、青空署ですよ~。」
「コーリスのお気に入りをエブリパーソンにご紹介」コレ推していこうぜ!?のコーナーです。
第3回は『遊撃警艦パトベセル』でございます。上記が売り文句。どっかで聞いたことがありますね~。
首都圏での犯罪の増加-----
それは長く続く警偉庁の悩みのタネのひとつだった。
人が増え、技術が発達し、世の中が過ごし易くなればなるほど、それに比例して犯罪も多くなる。
警偉庁が欲したもの。
それは、犯罪者達が恐れおののく圧倒的な
“権威の象徴”
だったのである。
……そうして、莫大な予算と年月をかけて造り上げられたもの。
後に、警偉庁上層部と技術者達はこう語る。
「カッとなって造った。反省は下の者にやらせる」
町の上空に浮かぶ巨大な艦影。
首都治安の切り札にして、首都壊滅の危険を孕む火薬庫。
それが--------
巨大遊撃警艦、「パトベセル」なのである!!
……そのパトベセル。
元々は警偉庁エリート集団による首都治安の切り札に使われる予定だったが
警偉総監の一人娘・七瀬ヒカリに与えられてしまう。
やり取りはこんな感じである。
~数年前~
警偉総監「ほら、見てみろヒカリ。あれがこのほど完成した戦艦だぞう」
ヒカリ「ふーん。おっきくてスゴイね」
警偉総監「そうだろうそうだろう。何しろ莫大な時間と労力と税金をかけて造り上げたものだからな」
ヒカリ「そうなんだ。…………お父さん、アレ欲しいんだけど」
警偉総監「なに、欲しいのか? しょうがないなぁ、パパ大好きって言ってくれたらいいぞ」
ヒカリ「単純なパパ大好き」
警偉総監「やる!」
かくして子どもにあげるオモチャのよーに、莫大な予算をかけた戦艦は一人の娘っこに与えられてしまったのである。
「虹色の指揮官(七光の意)」、「歩く不祥事」、「始末書量産機」、「火薬庫の火種」、「日本警際の悪魔」と様々な異名を持つ彼女の手に渡ってしまったが最後。
首都圏の明日はどっちだ!?
はぃ、凄いストーリーです。
唯我独尊傍若無人なヒカリ艦長の下で、同じく個性的なクルーが日本の平和のために頑張るのに被害増加。
「悪を滅するためなら街の1つくらい・・・!」
涼宮ハルヒのドタバタが好きな人は買わなきゃダメ絶対。確実にハマります。
七瀬 ヒカリ。パトベセルの艦長にして、青空署の署長。傍若無人、唯我独尊、大胆不敵・・・どこかで見たキャラ。『アップルジャーック!!』と聞こえたら急いで配置に着かないと、恐怖のバツゲームが。
端深 空。冷静沈着な敏腕オペレーター。口数が少ないが的確なツッコミを入れる。何でも「フィクションです」で解決できる猛者。
篠原 伊月。警備部の紅一点にして警備主任。胸がでかく、人気投票で1位になった神。
本庁から送られてきたキャリア組で、青空署の好き放題を止めるために配属されたのだが・・・結局どーしよーもなかった可哀想な人。たまに眼鏡。
桃本 みつな。通信担当なのによく噛む。慌てん坊でドジっ娘。良識派なのに意見が通らない幸薄い少女。
マスコットキャラかと思いきや、世界に通用する腕前をもったコックさん。主人公のことを「兄さん」と呼んでくる何とも可愛い妹分。
タバコをくゆらせている女医さん。将来有望だったエリート医師らしいが、過去に何か・・・?今は年下好きのエロ医。
怪盗ロール。世間を騒がせている神出鬼没の怪盗で、青空署の天敵。狙った獲物は逃がさない、悪から盗む、得た報酬は貧しい市民に恵むという行動から市民の人気が高い。
今時怪盗ってwwってかその髪型どうなのよww「ほ~っほっほっほ」とかうるさいwwwとか言われながらも人気キャラ。
こうやって書くとバカ話っぽいですが、実はシステムとかしっかりしてます。
CG綺麗だし、アニメーションにもすごくこだわっています。
個人的には声もハマり役ばっかりかなって。
キャラの個性やストーリーの独創性に目が向きがちだけど、視点をちょっと変えるとまた面白い。
背景とかメカニックも細かいところまで丁寧に作ってあるカンジかな。
タイトル■遊撃警艦パトベセル~こちら首都圏上空青空署~
ジャンル■美少女ポリスとドタバタ戦艦AVG(18禁)
作者■あかざ・箒星
メーカー■May-Be SOFT
発売日■4/20(発売中)
価格■9240円(店頭では割り引かれていることが多いよ!)
サイト■
遊撃警艦パトベセル~こちら首都圏上空青空署~ (作品公式サイト)
遊撃警艦パトベセル・アニメ化!?
(エイプリルフールネタ)