20210423:こちらのエントリーへのアクセス数も多くなってきたので
足りなかった文言を追記しました。
以下、本文
このエントリーにコメントが付いていたんだけど、
「6世代か6.5世代」と思われますが… とあって、
「いやいや、散々検証されてきたのに、今更そんなことは無いだろう」と、
その動画が紹介されていたから確認しに行ったのね。
さて、真面目に語ろうかね。
この動画を見て
「どの世代か確認出来る部分は無いか」と動画を注視していたら
03分13秒の部分にHDDの型式が見えたので
スロー再生のち停止してHDD容量を確認すると…
MK1634GAL の文字を確認
この数字の「16」とは 160GB のこと。
つまり、動画内の大容量化で使用されたiPodは
第6.5世代後期型
( LBA28制限(137GB)の枠を外されLBA48(144PB)となった、いわゆる「第7世代」 )
でした。
だからこそ160GBのHDDが採用されている訳でして…
まぁ、コメントされた方はエントリーを流し読みしたのでしょう。
iPod classic に
・第6世代
・第6世代前期
・第6世代後期(第7世代) ← 動画で使用されたiPod
の3種類があるとは思わなかったのでしょうね。
普通の方々であれば「iPod classic ○○GB」でしか捉えておらず
「第7世代」の存在そのものを認知していなくて当然です。
LBA48の第7世代だからだから2TB化(それ以上の大容量化)も出来るし、
iTunes上でも上限曲数の約50000曲は管理出来るのです。
エントリー内では「第6世代」「第6.5世代」そして「第7世代」と書いておいたのですが、
第7世代についてはもう少し丁寧に書いておくべきでした。
一般的には第6世代と第6.5世代で分かれているのでしょうが、
LBAが異なるので 第6.5世代後期型 は 第7世代 とも呼ばれています。
上記エントリーにも書きましたように、第6世代も第6.5世代(前期)もLBA28の制限があるので大容量化しても iTunes 上では 曲数制限の範囲内、且つ、128GB までしか管理できませんが、RockBox化すれば曲数制限・容量制限が共に取り払われPC上での管理は可能です。
iFlash を使用すれば大容量化も可能です。
何の苦も無く大容量化可能な第5世代、第5.5世代、第7世代であればLBA48制限なので曲数制限の範囲内でiTunes による管理が出来ますが、他のデータ形式も再生出来る多機能なRockBox を使用した方が良いでしょう。
第4世代以前のiPodも iFlash を搭載出来、RockBox 化も可能です。
以上です
(´・ω・`)