誰だったか忘れたのですが、誰かがめちゃくちゃおススメしていたので、観ました。
あれから、かなりの時が経過して、本当にすまないと思っている。
正直、最初は「ん?」って思いました。
爽快なお話だと勘違いしていたから。
最初なんて、ちょっと観てられないと言うか。
僕は【社会に適合できない】主人公の描写が苦手なんだなって思いました。
自分もそうだからこそ、その個人の正義感・主張の身勝手さが苦しい反面、認めない【作品の中の社会】にも腹が立つと言うか。
同族嫌悪なのか・・・入り込みすぎてしまうのかもしれません。
苦しいなぁ・・・観るの辞めようかなぁ、とか悩んでいるうちに、何故かこの二人の会話が、こころをすーっとさせて行ってくれる。
気づかないうちに。
この2人の心の成長を期待しているわけではない。
むしろ、そのままでいて欲しいし、ずっと2人でいて欲しい。
でも結局、社会ってなんなんだろう?
そもそも、完全に社会に適合できてる人っているんだろうか?
いないよね、一人も。
そんな人たちが集まって、何故か【社会】というものが形成され、誰も適合できないまま蠢いている。
世界のどこかにある(であろう)ワンピースみたいに【社会】が地球の真ん中に刺さっていてくれたりすればいいんだけど。
結局【社会】って、【理想】でしかないんじゃないかな?
理想でありつつも、枷でもあり、もちろん、社会・社会規範がなければ、きっと世界は、「北斗の拳」みたいになっちゃうだろうし。
2も、急いで観ます!!