「RaikenNipponHair」は、流石のU-NEXTにもありませんでした(3/15現在)
もし見つけた方がいたら、教えてください。
まさに、このテープ持ってないですか?ですね。
これで、大森時生さんのフェイクドキュメンタリー作品は以上となってしまうと思うと、とても寂しいです。
(→5/12追記:「RaikenNipponHair」はユーネクストで発見。「イシナガキクエを探しています」を追いかけ中)
今回は特に目が離せない。
まだ2話までしか観ていない段階で書いておりますが、今回は、大森さん作品の中でも一番難易度が低い気がします。
気づきやすいからこそ、答えが近場に用意されているからこそなんだよなぁ。
この作品は、この作品の中でほぼ完結する。
他の作品と違い、例えばネットを駆使して別の情報と照合する手間がない(それも楽しいのだけど)。
それだけ聞くと【入門編】のように感じますが、僕は、本作が一番エグく感じられました。
「オカルト」でない怖さ。
こんなにもサインが出てるのに、誰も気づいてくれない。
助けてくれない。
ハンバーグアップにしないでよ。
3話を観るのが憂鬱です。
今までの作品と違い、(作品の発表順は本作が初期ですが)謎に加えて、登場人物に対して、視聴者が感情を抱ける。
今回は、「怒り」や「恐怖」だったけど。
裏で進んでいるものを意識しながら、表の振る舞いに、我々視聴者の感情が思いっきり揺さぶられる。
誰かが、レビューで「元気を吸い取られる」と書いていましたが、本当にそうだなと思います(笑)
観たいし、夢中で観るんだけど、どっっっっと、疲れる。
以前も書いたかもしれませんが、具合の悪くなる名作は、世にたくさんある。
感情のジェットコースターってこういうことなんじゃないの?
乗り物酔いにも似た感じ。
参っちゃうね。
面白い。