【見逃してはならない名作】
と言われていますね。
アンタッチャブルなものに触れるとき、作品は「細心の注意」を払います。
多くの取材を重ね、現場の声を聞き、本や映像に反映する。
この作品は、その配慮の新たなやり方を提示したのではないでしょうか。
僕の言葉で解説して、この作品を作った人たちの苦労・工夫・情熱が安っぽくなっちゃったら嫌なので、無暗に解説はしません。
でも、ただただ凄い。
作品の色としても。
うーん。
言葉が足りない。
色の話で思い出しましたが、画面の色で分かるときありませんか?
「あぁ、これは苦しくなる作品だ」って。
青黒いって言うか。
僕は、あの色の作品がすごく好きです。
乱暴な言い方をしてしまうと、wowwowの色。
あの色で始まると、とっても期待します。
だけど、この作品は、あの色じゃないんですよ。
そこがまた凄い。
でも、普通のドラマの色ともCMとの色とも違う気がする。
その世界の色って、僕は結構気になるんです。
どういう意図でこの色で世界を描いているんだろうかって。
「雰囲気」で終わっちゃう作品も多いです。
あぁ、なんかそういう雰囲気で作りたかったんだなぁって言う。
「沖縄」を描く作品で、この色を使う。
【奇麗な海】や【暑い日差し】を見せたいわけじゃない。
【人間】を見せるために、この色をチョイスしているんじゃないかって勝手に思っています。
言葉や、起きたこと全てに、ドキッとできる。
これ、1話を観終わった段階で、その勢いで書いています。
もう、完全にハマっていますね。