こちらは、先日頂いた「カーテンコール」というビール。
カーテンコールって、色々な考え方がありますよね。
で、いろんな人のこだわりもある。
僕は、お客様に観劇のお礼を伝える場だと思っています。
なので、基本的に平身低頭あたまをしっかり下げることをこだわりとしています。
作品や俳優さんによっては、「カーテンコール中も役である」という人もいます。
舞台の上にいる以上は、お客様の前にいる以上は、ずっと「役でいる」。
確かにね、衣装やキャラクターによっては、僕の平身低頭が「変」に見えちゃうこともあるでしょう。
僕は、カーテンコールは「自分」で立つ派です。
どちらがいいとかそういう事ではなく、いろんなこだわりがあって楽しいよねっていう話。
僕は「俳優」として、お客様に感謝を伝えたい。
お客様は「目撃者」だと思っているので、役で挨拶をしてしまうと、そこの境界線が曖昧になってしまう気がするのです。
役は、観客のことを知らないかもしれない。
その考え方で行くと、「客いじり」があったら、お客様を認識してもいいことになりますよね。
だから、やっぱり細かいルールを設けない方がいいなぁと思います。
全ての俳優がお客様に「感謝」を伝える上で、自分の身体を通した最善の方法を模索している。
カーテンコールって、いいよね。