*かなりのネタバレを含むので、ご注意ください。
僕は、まったく前情報を入れずに観ましたが、この予告はとっても親切ですね。
「観る」「観ない」の選択が先に出来るから。
そう。
結構怖いんです、この作品。
気合を入れて観ないといけない。
かくいう僕も、2話までは一気に観れたのですが、3話の冒頭を観た際に「これは、この先相当キツイぞ・・・。」と思い、しばらく寝かせたほどです。
ただ、この作品の作りはとても素晴らしく、3話を超えた先には、スリリングな展開が待ち受けていて、今度は続きをすぐに観ないと気が済まない身体にされてしまいます。
と、いいつつも、覚悟のタイミングは、5話の冒頭にも訪れます・・・。
やっぱり、関係ない誰かが傷つくところは見たくないですよね。
それが、物語の素晴らしいところでもあるのですが、ずーっと付き纏う「元はと言えば」が、本当に苦しくて・・・。
そうだよね。
この物語を終わらせるためには、連鎖を断ち切らなければいけないよね。
断罪しなければいけないよね・・・と思いながら。
「もっと他に方法はなかったのか?」と何度も問いかけるけど、絶対こうするしかない。
それを、予感しながら観客は観るわけですから、とても上質な作りになっていると思います。
おばあさんの「勝手に救われやがって」は、本当に素晴らしい「人が豹変する瞬間」でした。
最後のエピソードのタイトルが「モミとミモ」なのも。