完全に、波にも船にも乗り遅れちゃいました。
てへへ。
実写「ONE PIECE」
もう、これは流石ネットフリックスとしか言いようがありません。
漫画の実写化には、様々なリスクがあります。
それは、撮影技術の進歩だけではどうにもならないもの。
「コレジャナイ」と「名作」は同時期に発表されたりします。
これって、何なんでしょうね。
「ONE PIECE」に関しては、なんというか整っている感じがしました。
全ての準備が整った上で、しっかりとスタートさせているような印象。
例えば、プロデューサーが「やろう!」と言ったものの、脚本家や監督は、原作を全然知らないとか、「実写化は不可能だよ」と思っているスタッフが多いとか。
丸投げ感ややっつけ感。
もちろん、他の実写作品にそれがあるというわけではないのですが、そう言ったものが感じられませんでした。
まぁ、あとはやっぱり「予算」ですよね。
CGもうちょい頑張れよって言う作品は、「予算」が足りていないことが多い。
だから、そこもやっぱりネットフリックスでこそ実現できた部分。
そこも、ちゃんと整ってて、凄いと思いました。
原作をただ再現すると、きっと生身の人間がやる際の違和感が産まれる。
と言うか、そもそもこの作品のスタートが実写でないということは、漫画の方が自由に表現できるから漫画を選んでいると思います。
それを実写化するには、やはり「無理矢理」になってしまうことも。
だから、あの長大なストーリーの中の、このパートというのもとても相性がいいですよね。
龍を出して、とか溶ける人間がいて・・・とか・・・もしかしたら実現可能かもしれないけど、いきなりそこに挑戦するとなると、結構難しい。
このパートを経て、全員が培ったものを持って、続編にあたるとなれば、どんな龍が出れば、違和感がないのか、きっと実写の世界観にぴったりのものを見つけられると思うのです。
我々観客側も、世界観を理解し、没入できるから。
あれだけの個性的なキャラクターたち(特に一味以外のキャラクター)を、格好良く実写化できているわけですからね。
今後の展開が楽しみです。