僕は、「若者言葉」を使いません。
敢えて。
それは、以前も言いましたが「正しい日本語を使え!」という意味じゃなくて、照れくさいから。
「それな」とか、「ワンチャン」とか、やっぱり言えない。
え?
お前が?
ってなるのが怖い。
陰で、「あの人、それなとか言ってる」って言われたくない。
完全なる自意識。
で、今日は「〇〇しか勝たん」という言葉について考えてみようと思います。
上のサイトには、
「しか勝たん」は「○○(人やものの名前)しか勝たん」のように使われ、「〇〇しか勝たない」、つまり「○○がいちばんだ、○○が最高だ、○○しかない、○○に勝るものはない」という意味の言葉です。
と、あります。
流行する言葉と言うのは、やはり新語であっても、なんとなくその意味が分かりやすく、また使いやすいキャッチ―さ。
そして、今までの表現のさらに上や、微細なところを突きたいときに生まれるのだろうなと思います。
〇〇の一人勝ち。
だからこそ、最高、最強。
この言葉が発せられたとき、〇〇以外の全てのものは「敗者」となるわけですね。
今日本は、とてつもない数の敗者を1日に何回も生み出している。
しかも、僕も気が付かないうちに、何かに何万回何億回と負けてきている。
不戦敗ですわ。
じゃあ、戦ったら勝てるのか?
いや、勝てない。
〇〇しか勝たん。
っきしょ!
伊藤裕一しか勝たん!という方は是非。