異世界転生モノと言われるものが流行して、幾星霜。
作家として、別にこだわりがあったわけではなかったのですが、一度も書かずに来てしまいました。
もう、飽和状態だと思います。
自販機に転生する主人公まで出てきているんだから。
そんな中、転生ものの依頼がきたら、一体僕はどんなものを書けばいいのだろうか?
未だ世に出ていない隙間を探すか、それともいっそ基本に立ち返り、ドベタなものを書くのか。
僕の性格上、後者な気がします。
このジャンルのベタを研究して、ベタに初めて、どこかで読者を裏切りたい。
けど、そんなものも既にやられていますよね、きっと。
何か別の生物(空想上の生き物含む)になる。
その世界では無敵。
何かのスピンオフ。
無機物。
神。
あと何ある?
空間とか?
概念とか?
転生したら公民館だった。
転生したら抽象的認識だった。
時間の無駄のような気がしてきた・・・。