我々下々のものは、しばしば権力に翻弄されます。
自分に権力がないために他ならないのですが、別に権力なんて欲しくないなぁとも思うわけです。
「誰も何も言ってくれなくなった人たち」のヤバさをたくさん見てきたから。
同時に、「鈍感」であることは幸せなのかもしれないなぁとも思うわけですが、それだと一生下手なまま。
世の中から剥がれ落ちる。
そんなのは、耐えられないわけです。
だから、貴重な進歩の為の時間を、権力を持つ人のせいで阻害されることは耐えられません。
自分の権力を主張したいなら、どっか別のところでやってくれよと。
下々のものはいつも思うのです。
特に、僕は接待が嫌い。
あぁ、権力を振りかざして、気持ち良くなってるなぁ。
というのを見ると、完全に萎えてしまう。
この本は、ずっと読みたかった、所謂「積ん読」だったのですが、やっと取り掛かることができました。
あ、厳密には、電子なので、積んではいないです。
んなことはどうでもいいですね。
いや、あれだけ苦手意識があった電子書籍ですが、気が付けば、家の本の半数以上は電子になりました。
人に貸したりできないデメリットはありますが、いつでもどこでも読み返すことができるのはとてもいいです。
と、ここまで書いてから、本を読み始めたのですが、ここまでの自分を序盤で一気に論破されてしまいました。
と、言うか・・・。
この本は恐ろしすぎる。
僕は正直ここまで残酷になれる自信はありません。
だけど、この本が世の中に存在して、ベストセラーになっているという事実がある。
つまり、この「戦略」を遠慮なく使ってくる人がたくさんいるということですよね。
恐ろしい・・・。