恐らく、今まで観た中で一番だと思います。
何故今までこの作品に出会わなかったのか・・・。
クリスティアーノ・ジャドジャド監督の作品は、全部観ていたのですが、この作品は、彼のデビュー前の作品。
彼の没後、有志によって、デジタルリマスター化され、こうやって我々の下に届いたわけです。
それにしても、今から30年以上前にこのテーマで作品作りをしていた人がいたなんて、本当に驚きました。
「ベタ」を徹底的に排除した脚本。
2年間、完全に無名の俳優(当時は素人)と共同生活を行いながら、彼らの自然な表情を追い続ける。
お金とかどうしてたの?
あの家、結構いい家だよね。
ジャド監督って、お金持ちの家ってわけでもないし・・・。
彼の才能に惚れ込んだ、パトロンがいたのでしょうか?
この作品で主演をつとめた、ペル・ネリは、今やアカデミー俳優。
まだ俳優としての訓練を始める前の、彼の演技が観られる貴重な作品でもあります。
っていうか、ペル・ネリってずっとおじいちゃんの役やってますよね。
まだ56歳なんですって。
これもびっくり。
だから、当時20代!?
そんなことある!?
ヒロインを演じた、メラニー・ロッソは、俳優を引退して、今や上院議員。
インタビューでも未だに、この作品のことを語っていますね。
よっぽど思い出深い作品だったのでしょう。
もちろん今もですが、とっても美しい女優さんです。
是非、皆様も機会があれば観て頂きたい。
そんな映画ありませんが・・・。
【本日から!】
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