本格的にミュージカルをはじめて、2年。
先輩後輩関係なく、色々な人に「どうやって歌が上手くなったんですか?」と質問しまくってきました。
中でも印象的だったのが、坂元健児さんの「カラオケで上手くなった」というお話と、内藤大希くんの「自分の声帯と向き合う」という言葉。
これは、ほぼ同義なんだなぁと思うようになりました。
中には「ノリ」という人もいたり。
文字にするとあまりにチャラく感じてしまうので、アドバイスをくれた方の名前は伏せますが(笑)
ただ、この「ノリ」っていうのもとっても大切だなと思いました。
「SMOE」の千秋楽に菅野こうめいさんに頂いた、「自分の歌い方を見つけて欲しい」という言葉は、ずっと僕の中に残っていますし、今でも探し続けています。
正直、「SMOKE」終演までの道のりはとても苦しかったです。
歌が好きになれませんでした。
少しでも周囲に追いつかなければならない。
上手く歌えない。
ミュージカルのお客さんが怖い。(勝手な恐怖心)
そんなことしか考えていなかった。
仕事だから。
だけど、あれからしばらく経って、少し冷静に、しかも歌からほんの少し離れて、それでもまたミュージカルに呼んでもらえて、しかも初めての団体さん。
歌との向き合い方を1歩前進させるときがきたのかもしれません。
もうちょっと、「ノリ」で楽しんでやってみよう。
そのうえで、自分の声帯と向き合う。
色々と変わってきた気がします。
歌を覚えるときに「楽譜欲しいな」って思うようになったり、書き込むことも増えたり。
今までは覚えるだけで精いっぱいだった、歌詞やメロディの分析に少しだけ時間を裂けるようになったり。
小さな1歩ですが、前進している予感がしています。
伊藤裕一@McGuffin_11
お前が歌うのか?お前がー! https://t.co/VJhBSq9nBY
2023年02月14日 13:24
最近Twitterに歌の動画上げるなぁって思ったでしょ?
そういうことなんですよ。
自分の歌い方、はるか遠くですが、見えてきた気がします。