観るまでに時間がかかってしまいました。
色々言われていますが、アレですね。
リアルとフィクションのバランスのとり方がとても難しいんだなぁと思いました。
徹底的にリアルにやろうと思えばできたのを、謎のギャグを入れたり、妙に安っぽいあえてのセットを作ってみたり。
そのあたりの匙加減が観客の好みを大きく分けたんだと思います。
セリフの癖も。
あと、品。
そもそものアイデアの時点で十分笑えるわけなので、何も足さずに真面目に作っても、コメディに出来たのではないかと思いました。
舞台だったら、上手く行ったかもしれません。
演出家や団体のカラーを存分に出せるし、観客の想像力に頼れる部分も多い。
実は、この作品のもとになったんではないかという自主映画を、10年近く前に観たことがあるんです。
監督もタイトルも忘れてしまいましたが。