どんなに、素晴らしい脚本でも、俳優がそれを演じきれなければ意味がありません。
そういう意味で言えば、この作品の俳優陣は本当に卓越した力を持っている人ばかり。
素晴らしいキャスティングだと思いました。
圧倒的な存在感とスター性を持つ、ヒュー・ジャックマン。
変幻自在のクリスチャン・ベール。
この人がいれば、観客が設定を取り逃すことはない、マイケル・ケイン。
やっぱり、俳優にもいろんな生き方があるなぁと思います。
どの生き方も憧れる。
圧倒的なスター性は、時に「何をやっても」と言われてしまう。
変幻自在過ぎても代表作が生まれなかったりする。
素晴らしい技術を持っている人なのに「名脇役」と言われてしまう。(脇ってなんだよ!)
だけども、それぞれ突き詰めていくと、こんなにも凄い表現が生まれるのか・・・。
中途半端はダメですね。
悩んでブレーキ踏んでるとよくないんだな。