実は、「ダンスモルト」にとっても期待していただけに、「ドキュメンタル」だったと知った時は、実はちょっとがっかりしていました(笑)
だけど、実際観てみると、とってもバランスのいい回だったように思えます。
今までのシリーズは、なんというか、ちょっと行き過ぎることも多く、下品なネタが横行しつつあり、もちろん「それが出来る場所」だからこそなのでしょうが、僕はちょっと距離を置いていました。
今は、コンプライアンスの時代です。
色々と窮屈な思いをしている人も多いでしょうが、そんな中でも抜群のバランス感覚で面白いものを作っている人達もいます。
「それって実際どうなの課」のチャンさんなんて、本当に素晴らしいなといつも思っております。
だから、ただ反発するのではなく、ギリギリを攻めつつ、時代の流れも読みながら表現していくことが、今の私たちに求められることなんだと思っています。
そういう意味で、「TVではない媒体で、やりたいことをやる」というブームが一時期起きました。
未だに、それを続けている人もいますが、そんな中でも「やっぱり面白い」ものもあれば「見てられない」ものもあります。
ドキュメンタルは、僕の所感ですが、まさにその最たる例だったと思います。
「だったらアマプラで面白いもん作ってやるよ!」と。
そんな中で、紆余曲折あり、アマゾンに注意されたりもありながら、今回の「ちゃんと面白い」バランスに辿り着いたのは流石だなと思いました。
それにしても、親方ヤバかったなぁ(笑)