アルバイト時代に言われて、今でも印象に残っているクレームがこれです。
レジで会計をし終わった途端、おじさんに「天丼の芋・ガジ!」と言われました。
天丼の芋がきっと硬かったんでしょう。
「申し訳ございません!」ととっさに応えられてよかったなと思いますが、あまりに最短距離、ワンインチパンチのような苦情。
感動しました。
なんなら、「え?」と聞き返されてもおかしくないわけで、そんな中、あの短い言葉をチョイスしたおじさんのセンスに未だに惚れ惚れしています。
惜しむらくは、その後僕がキッチンに、「天丼の芋硬かったって怒ってるお客様いました」と翻訳して伝えたこと。
あのおじさんのテンションや怒りを伝えるためには、本来なら「天丼の芋・ガジ!って言われました!」と言うべきだったでしょう。
改善されたかは分かりません。
配膳会で回っていたお店のひとつだったので。