Don't think! Feel.
には、「It is like a finger pointing away to the moon.Don’t concentrate on the finger, or you will miss all that heavenly glory.」
という続きがあり、「考えるな、感じろ」と言っても、「感覚だけでやっちゃおうぜ!」ってことではないんですよね。
演劇の世界でもそうです。
何かの感情を作るときに、「肚で感じる」ということをよく言われます。
これを再現できる人はとっても少ない。
何故なら、感じるために考えてしまうから。
あんまり専門的なことを書いてもなぁと思うので、このあたりにしますが、演劇でも「感じる」ことに集中できる技術や経験を積み重ねると、すごく上手に緊張感を出すことができます。
お客様と同調し、空間を支配することができる。
それって、脳波と影響してたんだ・・・。
とこの記事で思ったんですよ。
僕ら俳優とお客様が、作品の空気を共有し、劇場を緊張感で満たせるのって、もしかしたら全員の脳波が同調しているんじゃないかって。
演劇はなかなか科学的にアプローチする人が少ないです。
そうする必要がないと思われがちですが、やはり才能や感覚で勝負ができない側の人間としては、こういうデータや答えの出し方があれば、もっとお芝居が楽しくなるなぁと思うのです。