ツンデレラストーリーで「推しと好きの違い」みたいなくだりがありましたね。

 

あれは、ムックさんが、カッチのTwitterから引用されたそうです。

 

 

【推し】

 

いつのまにか一般的な言葉になってきましたね。

 

推し(おし)とは、主にアイドルや俳優について用いられる日本語の俗語であり、人に薦めたいと思うほどに好感を持っている人物のことをいう。

 

 

僕の所感ですが、最近「推し」と言う言葉に、責任感みたいなものが生まれていませんか?

 

「推しならば、こうしなきゃいけない」とか、「推しの舞台に全然いけてなくて申し訳ない」とか。

 

もちろん、「推しならば相手に迷惑をかけちゃいけない、嫌がることはしてはいけない」はあると思います。

 

これは普通に推し関係なくですが。

 

今はコロナ禍で、みなさんからよりこの「申し訳ない」というようなお言葉を頂くことが多いです。

 

僕は常々申し上げていますが、「皆さんの余裕のある時に」応援してくださればいいと思っています。

 

長い目で見れば、その方が長くみなさんと一緒にいれるわけだから。

 

無理はしてほしくない。

 

もちろん素晴らしい作品をたくさんご用意しているので、何回も観て欲しいし、常に追いかけて、僕の成長を肌でヒシヒシと感じて欲しいとも思います。

 

皆さんと一緒に「ここまで来たか」と振り返って景色を眺めたいとも思う。

 

ファンイベントを「WITH」としたのもそういう意味です。

 

だけど、それは物質的なことだけを意味しているわけではありません。

 

僕が舞台を頑張っている時に、観に来れなくても、「WITH」の仲間の誰かは受験勉強やお仕事を頑張っている。

 

例えば1年舞台を観れなかったとしても、皆さんの人生は進んでいるので、僕だけが先に行ってしまったわけではありません。

 

ずっとおんなじラインで走っていると僕は思っています。

 

以前、歌唱指導の山野さんが仰っていたことでとても印象的だったのが「アンサンブル」とは全員が足並みを揃えて速度を調整することではなく、全員が全力疾走をしていたら自然と横のラインが一緒になっていたことを目指すことなんだというお話です。

 

これは、僕と応援してくださる皆さんとの間でも言えるなぁと思いました。

 

それぞれが全力疾走でいつも走っていれば、横のライン、つまり心ではしっかりといつも繋がっていることができる。

 

だから、最近推せてなくて申し訳ないと思う必要はないんだと思います。

 

そして、様々な事情で「今は来れない」人にいつもお願いしているのは、「推せない時は、押してください」と言うことです。

 

(皆さんのおかげで僕のTwitterにはみられませんが)リプライの欄に「いけません」が多いと、何も知らない人が見れば「この人の芝居って、みんな行かないんだなぁ」となってしまいます。

 

例え、それが「いけません。ごめんなさい。」でも。

 

だから、そんな時は「いいね」や「リツイート」を押してください。

 

自分は行けないけど、別の誰かが、この作品と出会うチャンスを皆さんが作ってくれる場合もあります。

 

キャスティング中のプロデューサーの目に留まるかもしれません。

 

本当にこういうのは、「タイミング」なんです。

 

だから、僕は常々発信を辞めないんです。

 

常に選択肢の中に入り続けるという努力です。

 

皆さんの1つのリツイートが実は大きなものを産み出すことも往々にしてあるのです。

 

だから、「いけないなぁ」と思ったら、ペイフォワード。

 

推せない時は、押すを推奨しております。

 

是非ご協力の程お願いいたします。

 

そして、いつも劇場に足を運んでくれる皆さん、本当にありがとうございます。

 

今回も自信を持ってお届けします。

 

完了