すみません、また言葉の揚げ足記事です(笑)

 

よく「外野は黙ってろ」って言いますよね。

 

関係ない人が話に割り込んでくる時に。

 

FF外~の話延々してますね、僕。

 

すっげぇ嫌いなんだな(笑)

 

 

【外野】
1.
野球のグラウンドで、内野の後方一帯の地域。また「外野手」の略。外野を守る選手。
2.
比喩的に、わきで見ている人。責任のない第三者。

 

 

まぁ、2の意味で言ってるんだけどさ。

 

1の意味の時さ、可哀想すぎない?

 

外野だってチームメイトじゃん。

 

だけど、例えば「ファン」を名乗る人を全員チームメイトとすると、今の若い俳優さんを苦しめる様々な問題が出てきます。

 

ヤングから相談はとっても受けます。

 

そんな時は、「数字が大事なこの世界で、自分に何かを押し付け、本当の自分を信じてくれない人と縁を切ることができるかどうかじゃない?」的なことを言います。

 

それが、「人気が無くなった」と映ることもあるでしょう。

 

っていうか、そう思われちゃう。

 

だけど、ずっとこの仕事を続けようと思うなら、僕は必要なことだと思っています。

 

「どこどこの席に座っているから、私にだけわかるポーズをして!」とか・・・。

 

信じられないかもしれませんけど、あるんですよ。

 

僕の場合は「あった」ですけど。

 

もちろんね、そういうリクエストに応えるファンサービスもある。

 

百歩譲って。

 

需要と供給が成り立っているなら。

 

ただ、それはもう「演劇」や「ショー」じゃないところでやってくれよとも思うわけです。

 

作品を汚す行為だと思います。

 

だから、そういうコミュニティ・イベントを自分たちで作って、やればいい。

 

今はそういうことができる時代だから。

 

だけど、何かを押し付けてくる人は、本当にちょっとしたきっかけで自分に幻滅します。

 

まぁ、言ってみれば「どうして手紙で書いたのにポーズをしないの!」とか「もっとこうした方がいいってアドバイスしたのに全然やらない!」とか。

 

まぁ、僕の場合は普段があまりにもおじさんすぎるとか・・・。(これは最近めっちゃ気を付けてます!!すみません!)

 

そんな人だと思わなかった!

 

って言うのは、正直ものすごく勝手ですよね。

 

いやいや、最初っからそうなんだってば。

 

だけど、「イメージを守る」ことも若い俳優さんたちは強いられます。

 

俳優は24時間営業です。

 

自分を捻じ曲げ過ぎて、傷つきすぎて、おかしくなってしまう子は多い。

 

さらには、その俳優の成長を妨げます。


俳優としての寿命を縮めます。

 

だから、「数字」を天秤にかけるわけです。

 

これはエンターテインメント業界で生きる上では、致命的な行為のようにも見えますが、長い目で見た場合果たしてそうなのかと僕は思います。


例えば、先述の作品を汚す行為は、他の俳優の集中力を削いだり、また公式の禁止行為を守らなかったり、そのファンを名乗る人の行動が直接俳優の評判を下げてしまいます。


だから、迎合するのではなく、勇気を持って伝える。


自分を見てもらう。


それで、判断してもらう。


で、いいのだと思っています。


あくまで、それはファンの方の自由なのだから。

 

だけど、「僕」を信じてくれている今のファンの皆さんのことを、僕は真正面から見つめることができます。

 

怖くないから。

 

僕も皆さんを信じることができるから。

 

完了