かなり読み応えのある本でした。
嘘に色をつけてみたり・・・。
花‐虫テスト。
「ほらね」
とガードを崩されてから、必殺のボディーブロー。
心理学的なテクニックなのか、人に納得してもらうためには一番の手法なんでしょうが、ちょっとそこは怖かったです。
本当に端的に言ってしまえば、差別意識について、理解を深めたかったからこの本を買いました。
自分自身に無意識に植え込まれているものがあったとしたら、それに早く気づきたい。
人って、絶対的に完璧ではないと思うんです。
何より、「完璧」を判断するのも人だから。
聖人君主も人が認定する以上、もうそこには明確な判断基準はない。
だからこそ、深層心理に潜む、非意識のバイアスを知りたかった。
もちろん、この1冊で理解した気にはなっていません。
「入門書」と検索して見つけた本です。
とっても丁寧に書かれていましたが、「これが入門書なのか・・・」と頭を抱えました。
もっともっと入門編の、言ってみれば図解やイラストがあって、すぐ読める。
そんな入門書があってもいいのではないかと思いました。
もちろん難しい問題だから、サラッと紹介することはできないかもしれませんが、やはり興味を持って読んでみようと思うには、(もちろん僕の知能レベルもありますが)なかなかハードルが高かったように思えます。
もしかしたら、僕がみつけられていないだけで、そういう本もあると思います。
なので、聡明な読者の皆様の中にもしご存じの方がいらしたら、是非とも教えていただきたく思っております。