駄目な詩人がいっそう駄目になるのは、詩人の書くものしか読まぬからである。
植物学や地質学の本の方が、はるかに豊かな栄養を恵んでくれる。
人は、自分の専門を遠く離れたものに親しまないかぎり、豊穣にはなれない。
エミール・シオラン
ただ、僕の業種の場合、一体何が「専門外」となるのかは、正直よくわかっておりません・・・。
人間を演じるという僕たちの仕事に於いて、「知らなくていいコト」というのはとっても少ないのではないかと思っています。
だから、いろんなジャンルの本を読むようにしていますし、常に考え方はアップデートしていくよう心がけております。
お前、前にブログでこういってたじゃん!
みたいなのもちょくちょく出てくると思いますが、それは「考え方が変わった」と捉えてください。
どの時代でも、考え方を変えられないというのはとてつもなく危険だと思います。
「自分たちの時代はね・・・」なんて話をしても、ほとほと無意味だし、時代はどんどんと変わっていっている。
お払い箱になってこの世界を去ることほど悲しいことはありません。
かといって、しがみつきたいが故のアップデートというわけではないんですけどね。
自分でもよく分かりませんが、きっと考え方を常にアップデートして行かないと、世の中に絶望してこの世を去ることになるんじゃないかと思うんです。
これは、また別の機会にお話できればと思いますが・・・。
さて、話は逸れましたが、今回は「四書五経」です。
お前、今更四書五経かよと思った方々すみません
アップデートと言いつつ何千年前の話してんだよと思った方々、これぞ温故知新です
日本の元号のいくつかは、こちらの四書五経が出典なんてものもありますし、かつては寺子屋で教科書にもなっていた書でございます。
先日紹介した「チ。」の中でも、2000年以上前の人の言葉に心を動かされることは奇跡なんて言われていましたが、2000年も前に書かれ、そして現代まで残っている普遍的な「知恵」とでも言いましょうか。
インプットしたいよね。
知りたいよね。
でも、でも、でもでもでもでも・・・
ワタクシ
9つの書物を1冊で分かった気になろうとしております
いや、きっとここから気になって色々調べだすはず!
学びて時に之を習う(論語より)
そして、きっとまた戻ってくる。