あらすじも何も知らないけど、タイトルだけ知ってるカルト映画。

 

始まってしばらくして、「あれ?これ最初っから観てるよね?」と思わずシークバーを表示しちゃうようなはじまり。

 

支離滅裂で、起承転結なんて知ったことかというような気持のいい作品でした。

 

歌もとってもよかった。

 

こういうのって、天才が作ったと言われがちですよね。

 

僕ね、結構よく天才について考えるんですよ。

 

自分が天才じゃないだけに。

 

で、自分なりに出した答えとして(2021年の段階で)天才と呼ばれる人にはいろんな種類があるなと思ったんです。

 

まずは、【本当の天才】。

 

それこそエヴァンゲリオンの庵野監督がまさにそうですよね。

 

彼の好きにしてもらうことが一番いい作品を作るため!と色々な人が手を貸してくれる。

 

また、理解しようとする。

 

もちろん人柄もあるのでしょうが、惚れ込んだ人たちが続々と集まってくる、相乗効果を生み続ける本当の天才なんだと思います。

 

 

次に、天才を演じている人たち。

 

これは2種類あると思います。

 

【その人を「天才」にしておくとなにかと都合がいい人たちが作り上げた天才】

 

もちろん才能はあるんだけど、一部の人がやたら天才天才ともてはやし、本人としては、あんまりそこに納得はしていないけど、周囲の期待から否定はしない優しい人。

 

みんな天才に依存して、天才で儲けてやろうとする。

 

なんかこう、常に色々な人に囲まれているし忙しいんだけど、皆天才から与えれるのを待ってしまっていて、相乗効果が得られない。

 

天才だけがどんどんと疲弊して行ってしまうシステム。

 

そして、

 

【話が通じないだけを天才と言い張る人】

 

自分で天才という人の何割かは、結構このタイプだと思います。

 

ちゃんと勉強していない、生まれ持っての才能だけでやってきたと自負している人。

 

型破りだけど、ただのルール違反だったり、勉強不足だったり、また伝える技術を磨いて来ていないから、他者を「天才の言うことが理解できない人」と思っている。

 

で、自分が天才であるという証拠漫談みたいのいっぱい持ってる。

 

このタイプの人がリーダーだと、周囲はかなり苦労しますよね。

 

でも、このタイプには意外と信者がいたりして、一歩間違えると雰囲気で騙されそうになる(笑)

 

 

で、色々と考えた結果、やっぱり天才という人はいます。

 

僕も何人もの本物の天才に出会ってきました。

 

だけども、どの方もちゃんとした知識もあり、インプットも欠かさない。

 

しっかりとその人を築き上げた地盤がある。

 

だから、そういう意味で言うと、天才という言葉で片づけていいのだろうかと思ったりもしますよね。

 

完了