週に1度休演日があるのはとてもありがたいです。

 

単純に心と身体を休められるというものもありますが、忙しい公演期間中でも、自分のキャパシティを増やすことができるから。

 

もちろん、今回の作品の本番を迎えるにあたり、演出・歌唱指導のお陰で舞台に立てるレベルまでになんとかして頂いたはずなのですが、やはり僕には、歌の基盤がないわけで、培ってきたものが圧倒的に少ないわけです。

 

なので、休演日には、新しい技術や考え方、身体の使い方を仕入れて、月の1週間をそれを駆使するというのをやらせて頂いております。

 

前回の休演日には、

 

 

 

こんなものを読みまして、実践していたところ、13日にスタッフさんに「余計な力みが取れてきたね」と言っていただきおねがい

 

そして、今週は・・・。

 

 

 

この2冊を読んで挑みたいと思います。

 

直感的に思いついた言葉で検索して購入しているので、これらの本がめちゃくちゃ効果があるとかそのあたりは分かりませんが、幅広い知識や、色々な方の考え方を取り入れるのが今の僕には必要だと思うのです。

 

ありがたいことに作品はとても評判がいいです。

 

頑張ったねと言ってくれる方も多いですし、僕の芝居や歌について好意的なレビューや感想も多く拝見いたしました。

 

だけど、未だに歌うのは怖いです。

 

僕が歌うと誰かが不機嫌になるのではないかという気持ちは拭えません。


録音を聴きかえしては、嫌悪感。

 

公演後には「できなかったこと」「及ばなかったこと」で頭がいっぱいになり、帰路はとても気持ちが重いです。

 

映画とか見ても気持ちが動かなかったりする日もあり、「いよいよやべぇじゃんかお前」ともう一人の僕が笑います。

 

朝目が覚めて「あ、今日だめかもしれない」と思ったりもします。

 

だから今は、とにかく前に進むことで自分を保つしかないと思うのです。

 

そう思わせてくれる、素晴らしい作品と圧倒的な共演者の皆様のお陰であることは言うまでもなく。

 

自分からは絶対に飛び込まなかったであろうこの挑戦をさせてくださった方々に改めて感謝をしたいと思います。

 

僕ならつぶれないと思ってくれたからだと信じたい。

 

 

今日も君に会いたくて、走って来たんだ。

 

完了