ちょっと待ってくれ!

 

なんて映画なんだこれは!!

 

すげぇぜ。

 

とんでもない没入感。

 

ワンカットという手法で撮られていることは知っていたのですが、なんというかワンカットものって、なんか勝手なイメージで、もうその時点ですごいから、そこの凄さ押しの一点突破で内容が結構ショボいヤツもあったりするなぁと思っていたのですが、この映画は違いましたびっくり

 

ワンカットなのに、どんどんと主人公の表情が頼もしくなってくるのは、この手法でやったからこその緊張感や全キャストスタッフの一体感なんだろうなぁと思います。

 

こういう作品のレビューには、よく「もし失敗したらと思うと・・・。」なんてのが書かれますが、きっと「失敗しても続けなければならない」んじゃないかなと思います。

 

もちろん失敗できない緊張感はありますが、この「続ける」ということの方が実はとっても大変なんです。

 

ラストの命がけのショートカットのシーンなんて、絶対計算外のこと起きまくってると思うんですよ。

 

それでも、「続けるぞ!」って全体がなる瞬間がめちゃくちゃよく分かる。

 

その時の身体の中から湧き上がるような熱量が、画面からひしひしと伝わってくる。

 

同じ役者として、とてつもなく羨ましく感じました。

 

この瞬間がたまらなくて役者やってるって思うんだろうなぁって。

 

それにしても素晴らしい。

 

メイキング観まくってます。

 

完了