コミックエッセイは未読でして、またテーマ的にとても辛そうで、なかなか観れずにおりましたが、ようやく一念発起して観ることができました。
どうして怖いかというと、やはりテーマに引きずられてしまうこと、そして自分が意識していない症状が実はあって、それがこういう作品を観ることで浮き彫りになり、実は自分もそうだった・・・なんてことになることがいつも不安であります。
分かった方が治療に向かえるから、いいなんてこともありますが、だからなるべく気持ちが沈まないだろうなという日に観るようにしています。
自分には関係なくても、周囲の人の助けになることだってあるから。
やはり、理解は深めなくてはいけないと思うのです。
まして、30代も後半に差し掛かって、自分のことばかり考えて生きるわけにはいきませんから。
さて。
最初のチーズのくだり、とってもいいなぁ。
真似しようかなぁ。だけどもそんなに我が家にタッパーないなぁ
なんて思っていれたのは、ほんの数分。
堺雅人さんの演技のすさまじさもあってのことなのでしょうが、とても苦しくて、身につまされて・・・。
責任感、完璧主義の危うさ。
また、そういった人への理解のなさ、無神経さの危険性。
どちらの方面においても自分自身気を付けなければならないことのオンパレードで、とても考えさせられる内容でした。
えらく感動しまくって、エッセイも、注文しました。