細かい、振り返りはOpenrecTVの生配信でやろうと思っておりますが、私が今回演じましたのは、エドモン・ダンテスからメルセデスを奪う、フェルナン・モンテゴ(モルセール伯爵)です。

 

3幕に渡り、芝居・歌・殺陣と自分で言うのもなんですが、八面六臂の活躍でございましたが、一番消耗したのは実は1幕でした。

 

極論を言うと、この1幕しかチャンスがないんです。

 

フェルナンの、嫉妬・怒り・罪悪感。

 

彼がずっと抱えながら向き合おうとしなかった感情を積み上げ、お客様に売っておかないと、復讐の爽快感や、ある意味での後味の悪さを感じてもらえない。

 

2幕では、純然たる悪役、いけ好かない、モンテクリストに感謝している素振りを見せつつも、どこかで利用してやろうという狡猾さ。

 

これはもう、伊藤裕一の得意分野ですよね。

 

根源的に悪だから、僕は。

 

そして、3幕。

 

3幕のネックはラスト。

 

あの時間の中で、自決まで心を持って行かなければいけない。

 

これは、貯めるというよりも、瞬発的なものでした。

 

だから、どっちかって言うと、家に帰ってからの方がきつかった。

 

そんな話もですね、またいつも通り台本片手に、生配信でお話できればと思います。

 

会員登録お待ちしております。

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完了