主よ、願わくばすべてのよるべなきさすらい人を助けたまえ――

 

 

舞台「楽屋」皆様の応援のお陰様を持ちまして、無事21ステージ終えることができました。

 

本当にありがとうございました。

 

千秋楽までトライを続ける

 

というのが僕の信条ですが、今回は、トライどころか毎日がチャレンジでした。

 

とても崇高な演劇的実験に関わらせていただき、関係者の皆様には心より感謝いたしております。

 

さて、2年以上の月日を経て再びたどり着いたあの空間。

 

この作品にはたくさんの想いが詰まっています。

 

役を供養すると言う言い方は、あまり好きではないのですが、この作品は、なんだか「供養」という言葉もどこか腑に落ちるような気もします。

 

女優Cは死んではいないけど。

 

だけども、彼女は「明日も舞台に立たなければ」と思いながらも、ボロボロな精神状態で楽屋を後にします。

 

もしかしたら、死者よりも死者のように見えていたかもしれません。

 

今回の記事のタイトルの最後に、①とナンバリングをさせていただきました。

 

この大切で、思い出深い作品を、ふと思いついたときに振り返っていこうと思います。

 

毎日書くとかそういう感じではないと思います。

 

ふと。

 

女優Cが最後に楽屋を振り返ったように。

 

ふと。

 

是非また読んでください。

 

 

 

 

完了