先ほど発表されましたとおり、今作をもって斬劇戦国BASARAをシリーズを卒業することとなりました。
https://www.basara-st.com/
2017年の「関ヶ原の戦い」から「小田原征伐」「第六天魔王」「蒼紅乱世」と出演させていただき、次回で5作目となります。
卒業を決めていたくせに、いざ発表となると急激に寂しい気持ちが胸に去来します。
2016年の2.5次元フェスから幾星霜。
黒田官兵衛として、舞台に立たせて頂きました。
僕自身初めて挑戦するジャンルであり、また長く続いているシリーズへの3代目としての参加。
プレッシャーはとてもありました。
自分がいままでやってきたものが、一つも通用しないんじゃないかという不安もありました。
ですが、シリーズのファンの方々が、暖かく迎えてくれたおかげで、次回作まで5作品出演することができました。
4月が終わったら、僕も皆さんの仲間に入って、ファンとしてシリーズを応援していくつもりです。
卒業のコメントにも書いた通り、黒田官兵衛の魅力は「人間臭さ」だと僕は思っています。
ついつい情に流されて、失敗するところは、僕と本当にそっくりで・・・でも官兵衛は僕にないものをたくさん持っていました。
だからこそ、純粋に憧れたし、演じていてとても楽しかった。
黒田官兵衛という「人間」を演じる。
黒田官兵衛という「人間」を愛してもらう。
というのが僕のテーマでした。
演技プランを立てる上で、演出のヨリコさんやCAPCOMの皆様とは何度もディスカッションを重ね、とことんこだわって、黒田官兵衛の(僕が感じた)一番の魅力を引き出すことをやってきたつもりです。
その点に関しては、一切の悔いはありません。
自分にできる精いっぱい、全身全霊をかけて演じたから。
また、出会えたキャストスタッフのみんなにも感謝です。
BASARAって、もうほぼスポーツなんですよ。
だから、チームの結びつきはとっても強い。
プライベートでもよく遊ぶのは、BASARAで出会った人たちだし、近くで稽古や本番があるって聞くと会いに行きたくなる。
次回は、そんな中でも同期入社のおっきーが主演。
確か、官兵衛としての一番最初のセリフは「凶王三成!」だったように記憶しています。
これも何かの縁ですね。
僕のBASARA人生は三成にはじまり三成に終わるわけだ。
とっても楽しみです。
最後まで、人間らしく。
おっきーを支え、作品を支え、いつも通りと思うんだけど、いろんな感情とか責任とか、なんだかいつもより重たくなりそうな鉄球を抱え、鉄球おじさんは次回も頑張るのでしょう。
応援よろしくお願いします。