ブログにもアップしていましたが、なぜかここ数日ホラーを観てました。
なんでだろう。
特に意味はないんだよね。
レコメンドで出てきたものを選り好みせず観ていたら、続いてしまっただけで。
で、ふと思ったんだけど、「怖いヤツ」って見つかるまで、どういう心境なんだろう?
たとえば、僕が天井にへばりついているクリーチャーとかだとするじゃないですか?
真下を主人公が通る。
ある程度最初っから警戒しておいてほしいから、部屋に形跡は残すわけです。
同僚とか齧っておいたりして、その辺に転がして。
そうすると、主人公は「あ、いるな。」って思うわけです。
で、そこで第二段階。
ちょっとだけ「グルグル・・・」みたいな音を出してみる。
これがまた難しい。
定位されちゃうと困るから、最小限の音で「近くにいる」雰囲気を出す。
そして、主人公の足が止まったあたりで、よだれ的なものを垂らす。
そうすると、主人公は「上だ!」っつって見上げるわけです。
ここもなかなか難しい。
なるべく残像を残して高速移動。
タイミングが早すぎると分からないし、遅いと見つかっちゃう。
自分のフォルムだけわからないように、目線の端にだけ登場。
で、恐怖で動けなくなった主人公の背後に忍び寄り、相手の振り返るタイミングを見計らう。
このとき考えるのは、振り返った瞬間に吠えるか、吠えて振り返らすか。
相手の叫びの間尺もあるから、大方のクリーチャーは、ゆっくり口を開けたりして時間を調整する。
そして振り返ったら、全く腹式呼吸のできていない、息の漏れ漏れの咆哮を浴びせて、主人公の髪をボサボサにする。
やることがおおい。
あっちはあっちでドキドキしている。
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