名曲ですね。
やっぱり女性は憧れるわけでしょうか?
このまま自分だけを奪い去られることに。
「ガッ」とこう。
深夜4時くらいでしょうかね?
やがて朝の光訪れる前にということですから。
で、どこ行きましょうかね。
奪い去られて。
あんまり移動時間が長いと、「移動」に飽きちゃうじゃないですか。
しかも、奪い去られ感もなくなっちゃうし。
取り残された人にはめちゃくちゃあるけどね、奪い去られた感。
とはいえ、あんまり近場だと、また別の誰かにこのまま奪い去られちゃう可能性もあるので、とりあえず電車だったら乗換、車だったら高速は乗りたいですよね。
計画的なんでしょうか?
短絡的では困ります。
何日も前から「このままあいつだけを奪い去るぞ!」と考えてある程度の準備をしておかないと、ちょっと厳しいものがありますよね。
奪い去られる側のSuicaのチャージがもしもできてなかったら、電車移動ももたつきますし、なんとなく「あれ?もしかして近々に奪い去られるかもな?」となんとなく相手には匂わせておかなければなりません。
そうすれば、奪い去られる側にも不安を与えずに済みますもんね。
サプライズ的に奪い去りたいならやっぱり車ですね。
電車は始発が走ってない可能性もあるので。
さて、目的地です。
やっぱりいろいろなドラマを見ていても「愛さえあれば、お金なんて!」みたいな生活にはすぐ終わりが来ます。
お金がたくさんあればいいというわけではありませんが、奪い去っておきながら貧乏暮らしを強いるのは、あまりにナンセンス。
このまま、つまり着の身着のまま奪い去られた挙句、今住んでいるところより狭いマンションで「二人で暮らそう!」なんて言われたらちょっと、素直な瞳のままでいられる自信はないですよね。
奪い去ったあとの生活は全てこちらで面倒見るつもりでいないといけません。
何なら先に、奪い去られる側が「これだけはもっていきたい」というものを奪い去っておく必要があります。
「君だけを」のルールから外れてしまいますが、あくまでこの日は「君だけ」というところで納得してもらいましょう。
そうなると、都心からちょっと離れたタワーマンションですかね。
ここまでしないと、このまま君だけを奪い去る資格はありません。
出来る人しかできないんだ!
チキショー!
現実から瞳そらさないで。
あ、これは別の曲でしたね。
我々みたいなのは、胸の奥で叫ぶだけにしておくのがよいかと思います。