そんなことを考えながら、「今かもな」とブログを書いております。

 

2017年は、苦しい年でした。

 

たくさんのチャンスを頂き、そのおかげでとても充実しておりました。

 

その一方で、プレッシャーに押しつぶされそうになったり、自分のパフォーマンスを行う場所について悩んだり。

 

自分自身の将来のこと、親のこと、いろんなことを考えました。

 

俳優として生きるということ、好きなことを仕事にすること。

 

それは一体どういうことなのか。

 

1年中考えていたように思えます。

 

答えは出たようで、出ていないようで。

 

決めたことはありました。

 

人生のこと。

 

【自分の好きなことをやっているならば、絶対に家族に我慢をさせない】

 

親も歳をとってきました。

 

親父も定年退職をしたし。

 

生んでもらって、育ててもらって、僕が役者をやっているせいで、晩年を寂しく過ごしてほしくない。

 

一人っ子なので、親の面倒は僕が見なくてはいけないわけです。

 

ちゃんと親に返せるように、しっかりと働いて貯金をして、おいしいものを食べてもらったり、安心して過ごしてほしい。

 

依存をしないというのはこの仕事を始めたときに決めて、扶養もそうそうに外してもらったのですが、そういうことじゃない。

 

もっとその先を考えて生きていかなければいけないんだということに恥ずかしながら、ここ1年で気づかされました。

 

もう一つは、【やるべきだと思った仕事は絶対にやる】

 

僕なんかが言うのはおこがましいかとは思いますが、「天職」と呼べるような現場がありました。

 

ですが、その現場だけでは食べていくのが限界。

 

自転車操業で生きて、今はいいかもしれないけど、親のことや自分が50・60まで「やりたいことやってるんだから」という気持ちでいられるのか。

 

親の面倒も見れないなんてひどいじゃないか。

 

という気持ち。

 

また僕自身のクオリティや環境、若い人たちとの意識の違いなどに悩み、とても苦しみました。

 

ですが、そこで得られるものはとてもかけがえのないもので、僕自身の支えになるものばかりだったように思います。

 

だからこそ、やるべきなんだとも思うわけです。

 

だから、たくさんのチャンスを頂けるようになった今だからこそ。

 

誰かのために役者を続けていけるようになりたいと強く思います。

 

きれいごとではなく「お金は関係ない」といえる地盤を築くこと。

 

その上で「やるべき」と思える仕事にチャレンジしていくこと。

 

それが2018年であり、これからの人生なんじゃないかなと思います。

 

またどうせ悩むし、新しい方向性を見出すかもしれませんし、本当に限界が来てしまうかもしれません。

 

ですが、「やりたいことをやって、ちゃんと社会人」であることを自分自身に強く課してこれからも励んでいければと思うわけです。

 

立派な大人になりてぇなぁ!!!

 

完了