こないだ、退職するってことで、スタッフの子があいさつに来てくれました。

 

「なんで辞めちゃうの?」って聞いたら。

 

「ここは楽しすぎて、ずっといてしまいそうだから。」

 

と。

 

電気が走りました。

 

なんてすばらしい精神を持っているんだろう。

 

そういうひとが去ってしまうことが僕としてはとてつもなく寂しいです。

 

そういうひとには何かを変えられる力があるんじゃないかと僕は思います。

 

ただ、悲しいかな引き留めることはできない。

 

いつまでもいてしまうことが自分の生活を苦しくしてしまうこともある。

 

「お金がすべてじゃない」

 

もちろんすべてじゃないけど、お金をしっかり稼ぐことも大切です。

 

好きなことをしている人が何かを我慢するのは分かります。

 

でも、その周囲にまで我慢を強いるのは違うと思います。

 

自分がギリギリ生きていくだけじゃダメなんです。

 

親だって年をとってきた。

 

面倒みたい。

 

僕が好きなことをやったせいで、親が寂しい思いをしたり、病気になっても治療を受けられないとか考えたらたまんないじゃないですか。

 

夢を追っている人、好きなことをやっている人がお金の話をするのを嫌がる世の中です。

 

「好きなことやってるし、いいでしょ?」「安くてもやりたい人はたくさんいる」「代わりはいくらでもいるんだから」

 

なんてことも。

 

辞めしまったスタッフの情熱に、黄金の精神に値段はつけられません。

 

だけども、つけなければいけないと思うのです。

 

きっと彼女の黄金の精神は、次の職場でも発揮されると思います。

 

ここがどうこうということではなく、どこにいてもそうでいられる人だと思うから。

 

しっかりと評価してくれるところで、ちゃんと活躍できると信じてる!

 

がんばれよ!!