この仕事していると、映画とかってもう、純粋に楽しめないんだよね~。

とかって言うじゃない?

それ・・・



ただ格好つけてるだけですからー!!



そうじゃないでしょ!

って話。

いや、もしかしたら、僕も芸歴10年の最初の1~2年のどこかで言っていたかもしれませんよ。

そんときのことはすんません。

いや、最近こういうこと言うヤツをたくさんみたなと思いまして。

映画評論家とか、映画PR会社の人は、2倍速とかで映画を見ないと仕事にならないそうなので、言っていいと思います。

でも、役者や作家が言っちゃダメでしょ!

って思うんです。

(以下、便宜上「映画」と言う書き方をしますが、ドラマや舞台も含まれているものとして)

この物言いって、映画のアラを探してやろうと思って見ている人の言い方だと思うんです。

評論家になりたいならいいですよ。

でも、我々はパフォーマーです。

映画を見て、自分のパフォーマンスに取り入れられるものを探す作業って、凄く楽しいと思うんです。

作家をやってて、「俺ならこう書く!」とか「うわーその発想はなかった!」って思ったり、役者として「この振り向き方超格好いい!」とか「この表情でその感情表現できるなんてすげー!」なんて言う作業って、ものすごく楽しいんです。

僕は。

みんなは違うのかな?

誤解を恐れないで言えば、発声練習や身体訓練を毎日やることよりも、映画を見て勉強する方が格段に楽しいです。

「漫画で覚える英会話」みたいな。

あれですよ!

ちゃんと日々のワークアウトもやってますよ。

映画を見ると、ワークアウトも頑張れるしね。

格闘技見た後に筋トレすげーやるみたいな。

「怒り新党」にメール送ろうと思ったくらいです。

送ったところで、「29歳俳優?知らないなぁ」って言われちゃうのが、オチなので、もうちょっと名前が売れてから実行しようと思うのですが・・・。

最近、まずは否定から入る人が多い気がするんです。

映画館の席を立ったとたんに、「あそこが気に入らない」とか言う人!!!!!

彼氏に多い!(独断)

否定すると、頭いいと思われると思っているんでしょうか?

せめて、店はいってからにしてくれと。

今まで楽しく見ていた俺達の気持どうしてくれるんだと。

「アメリカ映画はいつもハッピーエンドだよ。」

無理矢理ハッピーエンドにしたっていいじゃない!

その方が気分いいでしょ?

「あそこで急に好きになるのおかしくない?」

じゃあ、リアルタイムで見せてやるから、1週間映画館に籠れ!

「辻褄が・・・」

パニック映画に辻褄いる!?隕石がどうして落ちてきてとか知りたい?

まぁ、全部僕が脚本を書くときに最高に気を遣って頭を悩ませている部分であり、「無理矢理でないハッピーエンド」「感情の変化が不自然ではないこと」「とにもかくにも辻褄」は僕の脚本家としての絶対守らなければいけないルールです。

ではあるのですが、実際僕が映画を見るときは、全く気にしません。

だって、気にしてたらつまんないし、良い部分をみつけらんないから。

最近「中学生円山」と言う映画を見ました。

宮藤官九郎さん、監督・脚本。

正直よくわかりませんでした。

でも、なんか楽しかったです。

批評家彼氏のよく言う「伝えたいこと」なんてのは、あってもなくてもいいんだと思いました。

なんか楽しかったから。

映画ってそういうもんじゃないのかなって思います。

批評家の為に映画作っちゃ駄目だよね。

純粋に楽しんでくれる人の、明日の活力の為に作らなきゃ。



だってそうじゃない?

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