前にも、ブログで書いたかもしれませんが、僕はドキュメンタリーに勝るものはないと思っていました。

だって、そこにはほんものの感情がある。

ほんもののドラマがある。

いくら僕らが計算して演技をしても、素朴なものには敵わない。

俳優がどんなに頑張っても表現できないもの。


だと、思いこんでいました。


ちょっと2つの動画を見てみてください。

名曲「チキンライス」

http://youtu.be/3gwFWmKkmYg

こちらのオリジナルは、浜田さんの飾らないまっすぐな歌い方が胸を打ちますよね。

松本さんの言いたいことを理解している彼だからこそ歌える歌。

そう、見る側にも思わせてくれる。

とてもドラマのある曲だと思います。


そして、2つめ。



こいつ最近はまってんなぁーと思わずに、一度聞いてみてください。

僕が涙を流したのは、こちらの方でした。

もちろん好みはあるかもしれません。

でも、気付いたんです。

これって、技術が事実を凌駕した瞬間なんじゃないかって。

言い方は悪いけど、しっかりと「ここで泣いてください」という構成をしてくれるから、ちゃんと泣けるんだと思います。

よくよく考えたらドキュメンタリーだって、編集でカット割りしたり音楽を入れたりして「ここで泣いてください」があるじゃないか!

そうなんだよ。

それをやるのが僕らの仕事なんだ!

恥ずかしながら、10年やって来て今更気がつきました。

でも、勇気をもらいました。

今まで絶対に勝てないと思っていた相手に、立ち向かう勇気。

そして、越えるという目標。

事実は小説より奇なり。

しかし、我々表現者はそれよりも奇なりでなければならないわけです。

やってやるぜ!ばっきゃろー!

事務所に台本取りに行ってきます☆



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