メリクリでございます

皆様、メリークリスマス！



そして、雪だるまのチーズケーキを食べました。

そりゃおいし「そう」に食べましたよ。

ん？

おいし「そう」？？

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ひえー！！

こんな日に宣伝かよ～！

そうお思いでしょう？

いいえ、今日は宣伝だけじゃありません。

このブログをご覧になってくれている皆様にだけ、こっそり中身をプレゼントしちゃいます。

しかも、今日役立つおいし「そう」に食べる方法！

是非実践してください☆





フライドチキンをおいし「そう」に食べる

　クリスマスが今年もやってくる。あなたのお陰で、きっと素敵なホリデイ。

フライドチキン

鶏肉に小麦粉などから作った衣をまぶして、
食用油で二度揚げした食品。

必須アイテム

子役


フライドチキン程、時々無性に食べたくなるものはないだろう。

その衝動をより多くのオーディエンスと共有したい。

と、言うわけで今回は店舗では食事をしない。

あなたが一人身ならば、必ず子役を雇って欲しい。

年齢は、幼稚園の年長から小学校低学年くらいの子がいいだろう。

男の子か女の子かは、問題ではないので、できるだけあなたに似ている子をキャスティングして欲しい。　　　　　

オーディションを開催する場合は、企画書を作成し、各プロダクションに公示をするといい。

プロダクションと子役のギャラの配分は、6：4～7：3である。その辺りも計算に入れて企画書を書いて欲しい。

子役と設定の確認をしたら、二人で出掛けよう。

言い忘れていたが、街はクリスマス一色である。

どこかウキウキとした街並みを、ぎこちのないスキップで進む子役の少し後ろを歩く。

子役と言えど、基本は普通の子供と変わらない。何かに夢中になって、道路に飛び出したりしないか、しっかりと見守っておいて欲しい。

手をつないでおくのも手であろう。

この際子役には、「自分達がこれから、フライドチキンを買いに行く」と言うことを口頭でアピールさせる。

フライドチキン店の名前をリズミカルに連呼させるもよし、竹内まりやを一緒に口ずさむもよし。

オーディエンスは、あなたたちのメロディを聞き、街路樹のイルミネーションの先に佇む、白髪の好々爺の存在に気付く。

「クリスマスが今年もやってくる」どこか気恥しく、だけど懐かしく、シャリシャリと雪道を踏みしめる二人の足音が、オーディエンスの心と胃袋をキュンと締め付ける。

あなた達が店に到着したころには、後ろに、行列ができていることだろう。

注文するのはもちろんこの時期にしか登場しない、あのバケツだ。

パーティ用のバケツ。

お分かりだろう。

察してほしい。

あのバケツは、十一月くらいから予約を開始するので、予め予約をしておくといいだろう。

オーディションの開催と同時期に処理しておきたい。

店員からバケツを受け取ったら、少し可愛そうな気もするが、子役に持たせる。

そして、両手でバケツを抱えたまま、一回転。子役に全身を使って喜びを伝えてもらう。

雪でも降って来れば申し分ないが、その後、子役を抱っこするか、肩車するかして、家路へとついてほしい。

仲のよい親子の後ろ姿を、オーディエンスはいつまでも見つめていることだろう。

上級者ともなれば、このように、食事をする光景を見せることなく、オーディエンスの心を鷲掴みにすることもできる。

家に帰ると、子役の母親が子役を迎えに来ている。

母親に、お礼と、子役の働きぶりを伝えたら、「一緒にどうですか？」と聞いてみる。

子役の母親は主婦だ。

晩御飯の支度もある為、恐らく断られるだろう。

母親と手を繋ぎ、心からの笑顔を見せ、帰って行く子役。

その背中を見つめ、あなたはこう思うだろう。

「家族っていいな。」大切な人がいるのなら、プロポーズを計画立ててみてはどうだろうか？



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是非ともあなたのクリスマスプレゼントに！！

結局宣伝かい！


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おいし「そう」に食べる方法/文芸社