はい! 奈央です。
何度もやってきている響愛の鐘です。
本当はここはカップルで来るところなんですけどね。
まあ、いいでしょ。
私、ここが大好きなんだから。
陽も傾いてきて、もう少しで夕陽の絶景が拝めるかも
こんな夕陽ですよ。
でも、残念ながら、夕暮れ時までここに留まる余裕はありません。
私って、意外と忙しいんですよ。(ウソだ― by ナオ)
ちゃんとお願いしとかなくっちゃ!
なにを?
ナイショ!
ここは夏井ヶ浜はまゆう公園
響灘に突き出した半島です。
およそ3000万年前の堆積岩が作った美しい海食台が広がっています。
いわゆる、”鬼の洗濯板”とか”千畳敷”とか言われているものです。
この近くには、縄文時代から弥生時代にかけての遺跡があって、この岬は見張り台もしくは狼煙台としても使われていたんじゃないかしら。
だって、こんなに見晴らしが良いんだもの!
この海は響灘、その向こうは日本海、そしてさらにその向こうは朝鮮半島!
古代に多くの人、物が行き来し、互いの文化が交錯した海域です。
現代になっても、この海域は様々な思惑が行き来し、あるいは潜航している場所です。
この海域が、今この時のように平穏な世界でありつづけますよう鐘を鳴らしてお祈りしてきました。
はい!
これで今回の海へのお出かけシリーズは終わりです。
それじゃあ、またね。